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ビジネスマナー研修

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平成28年7月21日(木)17時~19時
OK牧場 代表 山下 志保 先生に講師を依頼し
ビジネスマナー研修を行いました。

山下先生には、平成24年に研修をお願いして以来、
2度目の研修になります。
一度研修を受けた職員は、モニタリング。
3名の職員は初めて受ける研修となります。

今日は、あえてスーツを着用せずに
日頃の支援場面での服装を見ていただきました。
日頃の服装を自分たちの目と外部の目で確認。

研修内容は
1.身だしなみ
2.あいさつ
3.お客様対応
4.訪問時の対応
5.名刺のマナー
6.お茶だし
7.電話対応
8.メールのマナー
9.ビジネス文書
の内容で研修を進めました。

お客様対応、訪問時の対応、名刺のマナー
電話対応は職員同士での実技研修。

知ると知らないとの大きな違い。

マナーを知らずに相手に失礼をしていることが多々あります。
相手にすれば、
「事業所はどんな育成をしているのだろう」って
ことになるのでしょう。
個人の失礼が事業所全体の印象を悪くすることがあることを
個々が強く意識しておかなければ・・・。

研修の時期が7月になりましたが、
新採用の2人には、まず、電話対応から。
日々、OJTでスキル、マナーアップに努めていきましょう。

山下先生、わかりやすく、快活な研修をありがとうございました、
また、モニタリング研修をよろしくお願いいたします。

ヤマト福祉財団フォーラムの報告

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平成28年7月15日(金)10時~17時
福岡天神エルガーラホールにて
ヤマト福祉財団主催 
障がい者の働く場パワーアップフォーラムに
新原支援員と参加しました。

ヤマト福祉財団の瀬戸理事長の講演
クロネコヤマトの「満足想像経営」
クロネコヤマト イノベーションの歴史を
時々の転換期をワンフレーズで語り、
「経営」に関わる者にとって、含蓄深いものでした。
経営関連の書籍や著名な経営者が語る言葉には、
共通するものがあり「真理」なのでしょう。

「ヤマトは我なり」という全員経営のDNAは
支援現場でも欠かせないチーム力、現場の総合力に繋がります。

職員の意識改革、DNAを共有するための
感動体験DVDを見て、
支援スキルアップやチャレンジした後の達成感に加え
自分自身の日々に仕事に対しての「感動力」
自分自身の日々へのプライド。
それを全員で共有できること。
改めて気付かされました。

福祉や介護の仕事は
きつい、つらい、給料が安い等、マイナスな面が強調して報道されています。
そうでしょうか。
喜びややり甲斐を感じている支援者が多くいることも事実です。
日々の支援の中に、所員との関わりの中に、
感動や達成感や喜びは、至るところに、転がりまわってあり、
それを掴むのは、自分自身の心のあり方でしょう。
福祉や介護の仕事で「きつい」「つらい」とばかり思う人が
別の仕事をして楽しむことができるのでしょうか。
仕事の感動や達成感は、目の前にあり、
それを感じ、モチベーションに変えるのは、
自分自身の心の力も必要です。

日本障害フォーラム監事会議長 藤井克徳 氏が
コーディネーターとなり
講演をした
社会福祉法人キャンバスの会 楠本理事長
社会福祉法人ひびき福祉会  亀井理事長
社会福祉法人キリスト者奉仕会 叶施設長
3者のシンポジウムもそれぞれの言葉に触発されて
新しいアイディアが幾つか生まれました。

シンポジウムでは、新原支援員が手をあげ質問を
そう、主体的に参加することは貴重なこと。

クロネコヤマトにイノベーションの歴史があるように
講師であった、3方の法人にも歴史があり、
桑の実にも時々に合わせて変化した、積み重ねた歴史があること。
何故、今、この支援をしているのか。
何故、今、この事業をしているのか。
桑の実のスタッフに「伝え続けること」
スタッフには今は、変化の延長線上にあることを共有できるように
話をしようと思えた終日の研修でした。

福岡県弁護士会北九州支部 研修会の報告

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平成28年7月7日(木)16:00~17:30
福岡県弁護士会北九州支部 研修会で
「発達障害の特性と社会適応に必要な支援」を
テーマとして話をさせて頂きました。

会場には弁護士、検察関係、福祉関係、一般企業の方と
弁護士さんを中心として、他分野の方も参加されていました。

最近、幾つかの注目を集める事件で
「発達障害」という言葉が新聞・テレビ等の報道で
大きく取り上げられることがあります。

今回の研修会に場を設けて頂いた
小鉢弁護士、柴田弁護士さんからは、
「発達障害をどうとらえれば良いのか」
「弁護士として、適切な支援は何か」
という問いを頂き、準備を進めました。

研修では
◇発達障害とは何か
◇発達障害の特性
◇特性に応じた効果的な支援
◇2次障害を生まない適切な支援と合理的配慮
と構成して話を進めました。

私が、弁護士さんに望むこととして
1.発達障害に気付く力
2.キーパーソンに繋ぐ力
3.2次障害の要因を分析する力
をあげて、まとめとしました。

コミュニケーション支援に個別の配慮が必要な
発達障害の方達にとって、
接見や取り調べの段階で合理的配慮が不足して
冤罪を生むなど、あってはならないことです。

研修会後の懇親会では、
北九州、博多、中津地区の中堅弁護士さんと
有意義な意見交換ができました。
お互いに知らない事だらけで、そこが
気付きと学びの楽しさであったりして、
まだまだ語り足りない思いでした。

今回の研修を準備して頂いた
小鉢弁護士様、柴田弁護士様
貴重な機会をありがとうございました。

平成28年度 第1回アセスメント研修

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平成28年度の法人事業テーマは
「支援員一人ひとりの支援力強化」です。
外部講師を招いての定例研修として
アセスメント研修と応用行動分析研修を実施します。
アセスメント研修は第2水曜日18:30~
応用行動分析研修は第4水曜日18:30~ です。

平成28年5月11日(水)18:30~ 桑の実工房にて
第1回アセスメント研修を行いました。

講師は株式会社「縁」の立目氏。
北九州市障害者支援センターでの
実践を基にした講義を年10回シリーズでお願いをしました。
アセスメント研修は勤務年数を5年以上の職員を対象とし、
今年度は、田治・仲本支援員、2名と少数精鋭です。

ニーズに応じた支援を行っていく上で、
適切なアセスメントは欠かせません。
今回の研修では
アセスメントを通して
◇ニーズを明確にする
◇支援のポイント(柱)を明確にする
◇支援の方向性(進め方)を明確にする
◇必要な社会資源を明確にする
◇マネジメントの要否を明確にする
ことを講義で学びます。

熱の入った講義になりそうです。
2人の成果は後日、報告致します。

第7回福岡県立大学社会福祉学会の報告

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~仲本支援員からの報告です~

平成28年2月20日(土)
福岡県立大学社会福祉学会に参加してきました。
会場は田川市伊田にある福岡県立大学。私の母校です。

第7回となる今大会のテーマは
「社会福祉事業のあり方を再考する
ー社会福祉法の改正を見据えてー」
80~90名程の方々が参加されてました。

13:20~14:25
社会福祉法人 慈愛会
常務理事 平田 直之 氏による基調講演
平田氏は「全国社会福祉法人経営者協議会 制度・政策委員長」等
政策に関わる各種委員を務められています。
今回の講演では、社会福祉法人のあり方や法改正の
経緯・内容等を様々な資料を基にお話していただきました。
講演の中で「地域への公益的な取り組みが社会福祉法人の責務
として位置づけられる」というお話がありました。
地域との繋がりが深い桑の実工房の支援員として、何ができるか。
アイディアを出せるか。日々の支援のことと合わせて、
これから考え続けていかなければならないと思いました。

14:35~17:00
高齢者福祉・地域福祉、障害福祉、児童福祉、医療福祉の4分野に
分かれての分科会
私は障害福祉分野に参加。参加者は事業所の所長や支援員、
県立大の学生など約15名。
「障害者の就労支援について考える」をテーマに、
3名の発表者による実践発表とグループワークがおこなわれました。
実践発表は、
就活サポートセンター わーくはーど
舟津 裕介 氏
株式会社 アップルファーム 企画部長
佐藤 弘 氏
そして、
桑の実工房から田治支援員

就労移行支援・就労継続支援A型・B型の
それぞれの立場から発表がありました。
その後3つのグループに分かれ、就労支援についてそれぞれ想うこと・
悩み・どんなことが必要かなどの話し合い。
私のグループには就労継続A型・B型の所長の方もいて、
経営のことにも及んだ議論が交わされてました。

利用者一人ひとりのことを支援者がよく理解し、
特性や強みに着目してその人に合った仕事を見つけること、作ること。
支援者がネットワークを広げ、仕事の選択肢を増やし、
利用者の働きたいという想いに応えていくこと。
発表やグループワークの中で、使う言葉は異なるものの、
皆さんがこのことを話されていたことが強く印象に残り、また、共感できました。

今日は約6時間という長丁場でしたが、
充実した学びの時間を過ごすことができた一日でした。

自閉症児・者の未来を考える会 研修会の報告

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平成27年11月5日(木)10:30~12:30
ウェルとばた6Aにて
北九州自閉症児・者の未来を考える会主催の研修会

知的障害のある男性の
「思春期・青年期の性について考える」を
テーマにして研修を行いました。

参加者は10歳~31歳までの子供を持つ家族の方
27名(うち父親4名)の参加でした。

1.桑の実工房の実践
2.性欲求の捉え方
3.マスターベーションについて
4.支援は連続している(具体的支援例)
5.支援者が担う役割
6.父親・母親の具体的支援
7.まとめ

以上の構成で話を進めました。
途中、3つの質問を投げかけ
改めて「性」について考える時間も持ちました。

まとめとして以下の3つをあげました。

<支援は連続している>
性の支援は特別なものではありません。
乳幼児期からの日常生活支援の結果です。
基本的生活習慣・羞恥心・ルールを守ること
相手の嫌がることをしないこと
これらのスキルを獲得することが
思春期・青年期の「性」を受容する
基礎力となっていること常に意識して下さい。

<支援チーム作り>
性行動は個人差・個別性の強いものです。
だからこそ、個別の支援が重要です。
過度に専門書やマニュアルに依存せずに
また、そこに安易に答えを求めずに
本人・家族・支援者・関係機関とチームを作り
本人に合った解決の糸口を探っていく。
その過程が何よりも
本人のより良い暮らしを支えいることになります。

<対処療法と暮らしの充実>
思春期・青年期の性を考える時
不適切な行動の消去や
性教育が性器・SEX教育に偏ることがあります。
性=「生きる」と捉え支援することが基本です。
日中活動では意欲的に活動できていますか?
家庭生活の余暇時間は楽しめていますか?
不適切な行動の消去のみの支援では
課題は解決しません。
本人に合った日々の暮らしを充実させること
二つのアプローチを欠かさないで下さい。

大学の卒論で取り組んだテーマが
今に活かせていること。
背中を押していただいた、ゼミ担当の相川教官に
感謝の意を込めて、久しぶりに手紙を書きました。

2時間の研修、皆さん本当に熱心で、
研修が終わっても幾つもの質問を受けました。
今回の研修会を企画していただいた
未来の会の皆さん、ありがとうございました。

研修会発表の報告

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平成26年10月26日(日)9:30~12:00
北九州市総合保健福祉センター 2階講堂にて

北九州市発達障害者支援センター つばさ主催
平成26年度北九州市発達障害者支援モデル事業
「成人期の自閉症者への支援の実際」
研修会で実践発表をしました。

コメンテーターは
福岡教育大学大学院教授 納富恵子 氏
実践報告者は
桑の実工房の他に
癒とりの里 
原 敏樹 氏
八幡西障害者地域活動センター
喜多 剛一 氏

参加者は障害福祉サービス事業所関係者を
主として90名の参加者がありました。

桑の実工房の実践報告として
「対人関係でトラブルを繰り返すAさんへの支援」
として8年間の実践を改めてまとめ報告をしました。
休日を返上して参加しているフロアからの
真剣な眼差しをダイレクトに感じながらの発表となりました。

実践報告のメインは
◇2つのチームアプローチ
<関係機関・事業所内>
◇個別支援計画立案時の共有方法
◇課題となる行動へのアプローチ方法
◇強みと可能性へのアプローチ方法
◇Aさんの意向を尊重した支援

3事業所の実践報告を受けて
納富教授の助言。
改めて分かりやすく、簡潔なことばで
伝えていただきました。

実践報告の資料をまとめ、準備をするためには
通常業務をこなしながら進めるため、
時間とパワーを要します。
それでも、
実践をまとめて「言葉」にすること
支援のプラス・マイナスを再認識すること
まとめの過程に「宝」があります。
そして、
納富教授をはじめ、報告者の方達との
ネットワークが深まります。

この機会を提供していただいた
「つばさ」のみなさん、ありがとうございました。

研修会のご案内

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研修会の案内を2件。

平成26年10月26日(日)9時30分~12時
北九州市発達障害者支援センター つばさ 主催
「成人期の自閉症者への支援の実際 
 -福祉サービス事業所の実践に学ぶー」
会場は北九州市総合保健福祉センター
アシスト21(2階講堂)

桑の実工房
癒とりの里
八幡西障害者地域活動センター

の3つの事業所が事例発表をします。
その後、福岡教育大学大学院教授の
納富先生がコーディネーターとなり
パネルディスカッションをします。

平成26年11月30日(日)13時~16時30分
北九州市障害者社会参加推進センター主催
北九州コミットの会共催
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー

「特別支援学校で取り組まれれている
分かりやすく伝える工夫のいろいろ」
~教育から福祉へ、途切れない支援となるためには~
会場は北九州市立障害者福祉センター コムシティ5F

福岡県立築城特別支援学校
北九州市立小倉南特別支援学校の実践発表の後、
パネラーとして参加します。

参加受付は10月17日(金)から
スキルアップの為に、是非、ご参加下さい。

コミュニケーション支援セミナーの報告

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平成25年10月26日(土)13:00~17:00
北九州市西部障害者福祉会館にて

北九州市・北九州市障害者社会参加推薦センター主催
北九州コミットの会共催
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナーが
行われました。

重度の知的障害・発達障害のある方への支援について考える
~「言葉にならない言葉」に耳を傾け、汲み取る~
をテーマとして所長が講演を
田治・山田・仲本支援員が事例発表を行いました。

定員80名の会場は満席。
テーマへの関心の高さでしょうか。

重度の知的障害・発達障害の方への
コミュニケーション支援の考え方を講演部分でお話をして
事例発表では
「所員に伝える、所員から受け取る~桑の実工房の一日~」
「意思表示が難しいM君のコミュニケーションソフトの作成経緯」
「コミュケーションツールが使われ続けるために」
の内容で、桑の実工房行っている実際の支援場面を発表しました。

発表資料や参加者からのコメントなど
コミットの会のホームページにアップされる予定です。
http://www.comit-k.org/index.html

この支援セミナーに向けて
社会参加推進センターやコミットの会との方達と
2か月前から打合せをして、準備を進めてきました。
日常業務と並行しての資料作成や話し合いですので、
思うに任せない部分もありました。
それでも限られた時間の中で、計画的に進められたことは収穫です。

何より、今回のセミナーで桑の実工房とコミットの会を始め
新しい方との繋がりが、それも今後桑の実に必要な繋がりが
いくつもできたことが、何よりの成果です。

事例発表を終えた、スタッフの「笑顔」が素敵だった。
自分の限界を少し越え、また新しいことにチャレンジする。
自分の殻を少し破る。
それは、経験した人でなければ分からない
「楽しさ」でもあります。
それが必ず、支援の深みを生み出す。

主催者にはどんな感想が寄せられているのでしょう。
その感想を工房の支援に、是非取り入れて、進化させたいと思っています。

北九州市障害者社会参加推進センター・コミットの会の方々。
事前準備、当日準備に奔走していた
松本様、辻様、今回の機会をいただいて
ありがとうございました。

コミュニケーション支援セミナーのご案内

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平成25年10月26日(土)13:00~16:30
北九州市西部障害者福祉会館<コムシティ5F>にて

「障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー」が行われます。

主催は北九州市・北九州市障害者社会参加推進センター
共催は北九州コミットの会です。

このセミナーで
所長が講演を
支援員3名が事例発表を行います。

講演のタイトルは
重度の知的障害・発達障害のある方への支援について考える
~「言葉にならない言葉」に耳を傾け、汲み取る~

事例発表のタイトルは
山田支援員
「所員に伝える、所員から受け取る~桑の実工房の一日~」

仲本支援員
「意思表示が難しいM君のコミュニケーションソフトの作成経緯」
~ipodを活用して~

田治支援員
「コミュニケーションツールが使われ続けるために」

9月より、障害者社会参加推進センター所長・スタッフ
北九州コミットの会代表と打合せを行ってきました。
10月には、北九州市立聴覚障害者情報センターの
ビデオ製作担当スタッフが
出勤から活動、昼食、退勤の様子を終日撮影されました。
当日は、映像を使って活動の紹介をします。

作業所から活動を始めて17年。
これまで、積み上げてきたコミュニケーション支援について
まとめ、発表する機会を得ました。

コミュニケーション支援に関して、
皆さんと一緒に考えを深められたらと思います。

是非、セミナーにご参加下さい。

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