第4回の職員研修会
今回のテーマは「新たな行動を身につける支援法」
~倉光氏からの講義~
新たな行動を身につける支援の3つのポイント
①本人ができる起点(近似行動)となる行動を活かす
②目標の行動が起きるまでにスモールステップを作り、
徐々にレベルを上げる
③各段階の行動だけを褒めたり、評価したりして、
それ以外の行動は褒めたり評価しない。
(分化強化の対応)
「自分でできる」を促す手助けの方法
直接的な手助けと環境への配慮があります。
直接的な手助けとは
声かけ<指差し<モデル提示<身体介助
環境への配慮とは
①きっかけそのものをわかりやすくする
②きっかけに手がかりを加える
例>椅子への着席を促す場合
①椅子を赤く塗る
②椅子に顔写真を貼る
「自分でできる」を促す手助けの方法として
適切な行動が起こるために以上の手助けを徐々に小さくすることが必要
以上の講義を受け、グループワーク。
身近な事例で
新たな行動を身につける目標
支援方法と内容
記録用紙の作成
を考えることとしました。
グループワークの入りで思った事。
複数の事業所メンバーのワーキングなので事例がなかなか決まらない。
しかし、支援をして課題をそれぞれが持っているはず。
日々の支援で行き詰っていることもあるはず。
「自分の課題を解決する時間」そう位置づけて参加すべきで
そのために研修会を設定している・・その意識は大切だと。
グループワークはリーダーの役割、時間配分、議論の方向性など
多くのことが試されます。
小さな職場・現場が模擬的に現れ、試されています。
事例抽出時の優先順位。
日常生活での必要性。
検討した事例が明日から現場で即、活用できるのか。
そんな視点での振り返りも必要かなと感じました。
倉光先生の研修は、講義の理解とともに
職場での実効性を問うているのだと思います。
お疲れ様でした。次回も楽しみしています。
倉光先生、ありがとうございました。
未承認 2013年08月15日(木)23時09分 編集・削除
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