第8回職員研修を12月22日(水)17時より桑の実工房で行いました。
今回は他事業所から事業所内での支援方法・支援の質に関しての相談があり、
Hさんが体験参加となりました。
<講師スライドより・前回復習>
行動問題の機能的アセスメントを行った後、
主に以下の4つを決める。
①適切な行動、置き換えられる行動を何にするか<目標の行動>
②適切な行動が起こりやすい状況(E)・きっかけ(D)にどんな配慮をするか。
③適切な行動、置き換えられる行動が起こったら どう対応するか(Cの検討)
④行動問題が起こらないようにどのような配慮が必要か(D・Eの配慮)
今回はグループワークで支援マニュアルシートの作成。
それぞれのグループの支援検討内容は
「作業工程を誤って進める」
「特定職員に対する注意獲得」
「不特定多数からの注意獲得」に対する支援の検討
具体的な支援内容を、どの職員が関わっても分かるように
本人は いつ・どのようなことを行うのか
職員の支援内容は いつ支援するか・誰が支援するのか・どのような支援をするのか
議論を重ねてシートへ書き込み。
どの職員も支援内容が分かるように、単に話すだけでなく
具体的内容をシートに書き留める。
そして、そのシートを現場で実際に活用する。
大切な時間を過ごしている。研究会として作っているのだと実感します。
どのグループも一つの課題を、突き詰めて考えの意見交換。
日々、なかなか持てない時間。
一人の利用者の課題を職員で突き詰めて考える。
なお、そこには専門的な視点からの助言を受けられる。
支援者としての根っこの力を蓄えています。
各グループで支援マニュアルシート完成。
倉光講師の適切な言葉の置き換え、置き換えながらの助言。
目標の書き方、行動で記すことなど、明確な指摘です。
さて、今回実践に活用できる支援シートができました。
いかに実践につなげるか。
実践を強く意識して欲しいと思います。
次回の報告が楽しみです。
皆さん、お疲れさま。
倉光先生、ありがとうございました。
次回は1月26日(水)17:00~ 桑の実工房です。
未承認 2013年08月09日(金)15時15分 編集・削除
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