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個別支援計画① 支援者の責任

部下の弱みに目を向けることは、間違っているばかりか無責任である。
上司たる者は、
組織に対して、部下一人ひとりの強みを可能な限り生かす責任がある。
そしてそれ以上に、
部下に対して、彼らの強みを最大限に生かす責任がある。
【P・F・ドラッカー「経営者の条件」P126 】

何度、読んでも新鮮で、時に身震いしてしまいます。

いろんな立場でこの文を読み返してみます。
例えば、支援者の立場で・・。

所員(利用者)の弱みに目を向けることは、間違っているばかりか無責任である。
支援者たる者は
事業所に対して、所員一人ひとりの強みを可能な限り生かす責任がある。
そしてそれ以上に、
所員に対して、彼らの強みを最大限に生かす責任がある。

例えば親の立場で・・。

子どもの弱みに目を向けることは、間違っているばかりか無責任である。
親たる者は
社会に対して、子ども一人ひとりの強みを可能な限り生かす責任がある。
そしてそれ以上に、
子どもに対して、彼らの強みを最大限に生かす責任がある。

どうですか。
私は身震いします。
無責任な支援者には決してなりたくない。
無責任な経営者には決してなりたくない。
無責任な親には決してなりたくない。
そうはなるな!と断言しているこの文は宝物です。

今日は、I君の個別支援計画について、議論をしました。
議論の中に、彼の強みを生かすこと。チャレンジする視点がありました。
そんな議論をした後は、心が活性化します。
いろんな会議があり、いろんな議論があります。
事後の心向きというのは、明日に向かって大切な要素です。

個別支援計画の事を、まとめて書こうと昨年からトライしていました。
「まとめるのでなく、分割して発信しよう」
そう決めると、随分表現しやすくなりました。

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