第4回「住まいの研究会」の報告です。
各グループで協議する叩き台の図面があがってきました。
当初はA君・B君・C君、それぞれが暮らしやすい居室を設計し、
それを組み合わせ、共有部分を加えてケアホームと考えていました。
議論を進めるうちに、
「建物の全体像・共有部分を先に設定しないと
個々の居室が描きにくい。」
というグループも出てきました。
そこで、
進め方は自由とし、
「自閉症の障害特性に対応できるモデルルームの設計」
「モデルルームを組み合わせたケアホームの提案」
を最終成果目標としました。
今回は各建築士さんからの図面を基にした協議。
図面があると、違いますね。
「桑の実に建てたい!直ぐにでも」と思います。
私のグループの居室提案は、直ぐにでもリフォームして使えます。
本人は暮らしやすいだろうなぁ。
家族のリクエスト。
部屋にハンモックを天井からぶら下げて。
共用で歯磨きは苦手だから、部屋で洗面できるように。
ベット・テレビ・机・本棚を近くに配置して、動きが少なくてすむように。
本人が安心して使える小型冷蔵庫を。
ちょっと遊べるようにバスケットゴールを。
そうして出来た叩き台。画像の最後です。
ベースの居室案ができれば、障害特性の近い方が少しアレンジして
自分の居室とすることができます。
10居室程度のベース案ができれば。
次回 8月17日(水)は、それぞれのグループの建築士さんより
図面を基にしたプレゼンテーションです。
お楽しみに。
本田 Eメール 2011年09月15日(木)09時41分 編集・削除
本田です。いつもこまめな更新、お疲れ様です。
そういえば、8月17日に実施した住まいの研究会の報告がまだですよね?おそらく、夏季作品展の準備でそれどころではなかったのだろうとお察しします。
あのときに建築士さんたちがプレゼンされた図面のファイルを、保護者仲間に広報したいと思ってアップされるのを待ってます。
ご多忙中とは存じますが、よろしくお願いします。
以上