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塔野校区社会福祉協議会の見学報告

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平成25年3月7日(木)10:00~
塔野校区社会福祉協議会から13名の方が見学に来られました。
毎年、桑の実まつりでボランティアとして、
ご協力いただいている方達が中心でした。

地域に作業所を立てたのが、1997年。
地域に知的障害の方たちが通う事業所を立ちあげた経緯と
これまでの歩みをスライドで説明した後、

桑の実が目指していること
~あらかじめ決まった事業所の枠・形の中に
個を当てはめるのでなく、
一人ひとりに合わせて、事業所が生き物のように変化する~
そして
「暮らすこと」「働くこと」の両面を
一人ひとりが望む将来の暮らしに応じて
サポートしていくこと。
をお話ししました。

「桑の実まつり」で前日準備から当日の活動まで
毎年繋がりを深めていますが、
開所のきっかけや、工房がめざしていることを
じっくりと話し、意見交換をする機会は滅多にありません。

今日は、染色・木工・受注作業の様子も見ていただきました。
ひと針、ひと針、丁寧に根気強く刺している場面。
電動糸のこを使って材を切り出していく場面。
ペーパーを使って磨き上げていく場面。
機械を操作して、バルブをつける場面。

「まつりでずっと関わっているけれど、
初めて作業を見れて良かったー。ちょっと感動した。」
「簡単に言うけれど、根気のいる仕事よ。よく根が続くね。」
「もっと多くの地域の人たちに仕事をしているところを
見てもらえたらいいね。見るべきだと思うよ。」
と、いろんな話ができました。

日々を、日常を見学していただいて
良かったなと実感します。
まつりなどのイベントは、日々の暮らしとは違うところにあり、
毎日積み重ねている姿を
「これが大事やね」と認めあえる方達。

何を目指して、
何を大切にして、
何を尊重して、
私たちは日々を積み重ねているのかを

改めて
伝えることが大切だと。
伝えることで、さらに深い理解が得られること
を実感しました。

顔なじみの方達が多かったのですが、
「あんた達、こんなことまでしよったん!」
最上級に近い、褒め言葉ですよね。

もう一歩、踏み込んで。
災害時の避難に関して、一緒に考えていただけたら。
桑の実は金山川の河川氾濫警戒区域に指定されています。
水害・地震などの災害時の避難を
社会福祉協議会で取り上げていただけるように、
桑の実から提案してみたいと思える、見学の雰囲気でした。

皆さん、お疲れ様でした。

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未承認 2013年08月12日(月)17時20分 編集・削除

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未承認 2013年09月25日(水)16時56分 編集・削除

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未承認 2013年10月30日(水)14時16分 編集・削除

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