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塔野社協ふれあいネットワーク会議

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平成25年7月24日(水)19:00~
塔野社会福祉協議会 
ふれあいネットワーク連絡調整会議に出席しました。

昨年度までは、地域の障害福祉サービス事業所として
参加をしていましたが、
今年度は「福祉協力員」として参加をしました。

福祉協力員として任命されるためには、
北九州市八幡西区社会福祉協議会
新任福祉協力員研修会を受講することが必要となります。

ふれあいネットワーク調整会議には
60名強の方が出席されていました。

こんな報告がありました。
80歳代の福祉協力員の方が、70歳代の一人暮らしの方を
訪問し、見守っている。
若手の福祉協力員の確保が課題となっていると。

私も紹介されるときに
「若手の方が新規になっていただいて、心強いです」と。
「若手って、何歳からですか?」
「年金を受給する前は、みんな若手です」
爆笑です。

自治区会に加入している、65歳以上の独り暮らしの方は
福祉協力員が見守り、助け合い、支え合う。
自治区会に加入していない方は、その対象とならずに
民生委員さんが訪問をしているそうです。

自治区会の加入率の低下。この制度の根っこの部分です。
それでも、
19時からの調整会議には、60名を超える方が
地域の独り暮らしの方の様子や配慮することを
連絡、確認し合っています。
ほとんどの方が、65歳以上の方です。
塔野社協福祉協力員の平均年齢は69.8歳だそうです。

この方達の、目立たない地道な活動が
私たちの地域での「安心」を支えている。
自治区会の防災活動を含めて、
地道に活動している方達に支えられている。

幸い、子供のころから育った地域で障害福祉サービス事業所を
運営することができました。
桑の実工房の「強み」です。

ほとんどの方が顔を見知っていて、
そんな繋がりのお蔭で、
秋の「桑の実祭り」には地域の方達が
ボランティアとして100名を越えて支えてくれます。

障害福祉サービス事業所の所長や職員が
地域の自治区会や校区社会福祉法人協議会に加入し、
何かの活動を共にすることは、
地域福祉を共に創る視点で必須なことだと思います。

時には、
障害福祉サービス事業所が開設するときには
反対運動が起こることさえあります。
共に
地域福祉を支える視点。
どうすれば、実現できるか。

現在、自治区会や社協に加入して、
地域と連携ができている障害福祉サービス事業所が
活動の事例を
事業所の広報誌や様々な場面で活動の事例をアピールすること。

地域福祉を支える活動ですので、
行政と連携して、活動事例集などができれば、
新たな活動を展開するときのモデルにもなります。

仕事をしながらの
自治区会活動や社協の活動は
平日の日中に時間が取れずに難しいことでしょう。
特に40代半ばから50代というのは
職場を空けることは困難でしょう。

それをふまえて
自治区会と校区社協に加入し
自分ができることをできる時にやっていく。

「まず自分ができることを
   できる時にやっていく」

まず、一歩。