平成27年8月27日(木)19時~21時
塔野市民センター多目的室にて
第2回塔野地区Bousai会議が開かれました。
塔野地区では、北九州市のモデル事業の指定を受け、
平成27年8月より「塔野校区 地区Bousai会議」が
スタートしました。
自然災害が起こっても、校区のみんなの命を
校区のみんなで協力し、助け合いながら守っていくための会議です。
私達住民自身が自ら考え、自分たちの命を守るための行動計画、
「塔野校区 地区防災計画」をつくっていきます。
今回のテーマは
私たちの校区の災害の兆しや不安を
みんなで共有しよう!
塔野・春日台・大平台・下上津役の
4つのグループに分かれて、
①過去にあった災害について
②校区の危険な個所について
③校区の安全な個所(緊急避難場所)について
④校区の災害の兆しや不安について
地図上に落とし込みながらディスカッションを進めました。
校区で危険な場所は、
金山川と建郷川が合流する地点。
丁度、桑の実工房の地点です。
7月25日(火) 台風15号の豪雨で川が増水し、
金山側流域に避難勧告が出されました。
幸い、所員が休業で避難することはありませんでしたが、
今後も河川氾濫に対する備えが必要です。
昨年は、河川氾濫時を想定して
地域協力員の方と河川避難訓練を実施しました。
http://www.kuwanomi.org/diarypro/diary.cgi?no=414
今日のグループディスカッションで
地区消防団長より、桑の実工房からバス路線道路までが
土地が低く、水が逃げにくいので浸水しやすいとの
指摘がありました。
塔野地区では最も災害の可能性の高いところです。
金山川流域には、
障害福祉事業所や高齢者入所施設
高齢者ディサービス事業所があります。
また、高齢化率の高い地区でもあり、
1人暮らしの高齢者の方も多数おられます。
この会議を通して
桑の実工房を含めた地域全体の
災害時要支援者の具体的避難計画が
立案できれば、私たちも心強いです。
地区の方達20名程が集まって
防災について協議をする絶好の機会です。
積極的に関わっていきたいと思います。