2月23日(水)17:00~第10回の応用行動分析研修会を行いました。
5月から取り組んできた研修会も今回が最終回になります。
最終回は
第8回に各事業所で立案した支援計画の2回目の報告を3事業所から。
次に、今年度の講義のまとめを再確認。
*知的障害者施設の利用者の特性。
*行動問題の捉え方。
*人の行動のメカニズム。
*強化と弱化の原理
*行動形成のポイント
*複雑な行動の獲得のポイント
*行動問題の理解と支援。
何度も何度も繰り返し確認して、実践してみて、理解が深まります。
桑の実工房主催の職員研修は単年度で計画をします。
無条件で連続しないように心掛けています。
次年度の研修は何をしたいのか改めてスタッフで協議をして決めます。
それは、
自分達が最も必要としている研修を改めて確認するために。
主体的に研修に取り組み、実践の意欲に繋げるために。
研修は自分たちが作る課題意識を常に持つために。
年度を連続して研修を続けることもありますが、
それは「続けたい」という意思を確認してからになります。
次年度の研修を何にするか。どんな形態で行うのか。
3月に話し合って結論を出します。
勤務後の貴重な時間を使って学びあう時間です。
テーマを十分に吟味したいと思います。
<研修参加者みなさんの感想>
記録を取ることの大切さを実感した。
行動の原因となる部分を考えるようになった。
研修を受ける前とで利用者の行動の捉え方が違ってきた。
行動の直前と直後を観察し、考えるようになった。
分化強化を学び、実践したい。
影響力の強い、支援方法だと感じた。
夜間支援で寝かかった人が起きてきたときに無反応<無視>をして
それが良かったのか・・気持ちに寄り添って支援しないといけないと感じた。
応用行動分析学の言葉に慣れなかった。
過去の自分の支援を応用行動分析学に照らして考え直すことができた。
記録の大切さを改めて学んだ。
グループワークで利用者一人のことに時間をかけて検討ができたことが良かった。
研修で計画から実践に繋がったことが良かった。
正の強化をベースにした支援の大切さを感じた。
初めての応用行動分析学の研修だったので大きな学びの機会となった。
実習生の支援で不適切な行動をABC分析で考えることができた。
それぞれの収穫と思いを糧に次年度へ。
1年間の研修、お疲れ様でした。
倉光先生、ていねいに砕いてもらった研修、ありがとうございました。
未承認 2013年09月12日(木)19時12分 編集・削除
管理者に承認されるまで内容は表示されません。