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法人研修会「昼食支援」の報告

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2018.12.8(土)15:00~ 桑の実工房にて
「知的障害の方達への昼食支援を考える」をテーマに
法人研修会を行いました。

講師は八幡特別支援学校 吉光栄養教諭にお願いしました。
学校評議員会で平成20年度に知的障害特別支援学校で
そしゃく食の試行開始。
平成28年度より、全7校において「そしゃく食」の本実施が
始まったことの説明を受けました。

知的障害特別支援学校での取り組みは先進的な事例であり、
教育から福祉へ「支援を繋ぐ」ためにも
是非、繋ぎたい、学びたい研修でした。
学校でできたことを、福祉の現場でも続けて
さらにプラスすること。
最も大切な「連続した支援」の実践です。

学校卒業後の知的障害の方達が利用する
障害福祉サービス事業所で「昼食」に視点を当て
食材や調理法、食べ方に応じた大きさ等
発達障害の方達の障害特性を考慮した
食事を提供し、支援している事業所は
少数だと思います。

味覚や口腔内の感覚から
また、食材へのこだわりから
偏食への支援が必要な方は多くいます。

研修会では、
食材、柔らかさ、切り方、姿勢、食具など
多様な視点から、支援のポイントを話していただきました。
また、発達障害の方達の感覚を基に
偏食に対する具体的提案をしていだきました。

研修会には、九州歯科大学の久保田先生
八幡特別支援学校の校長先生・養護教諭・
コーディネーターの先生も参加していただき、
学びと気付きの多い、充実した研修会となりました。

研修で学んだことを、知識ではなく
現場で具体的に試行・実践できるか

今回の研修にあたり、
調理室の見学から事前の打ち合わせ
分りやすく明快な研修資料の提供など
吉光先生には大変お世話になりました。
また、研修に際し、様々なご配慮をしていただいた
山本校長先生に深く御礼を申し上げます。