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県立小倉高校 スタディ・ツアーの報告

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2020.10.13
県立小倉高校のスタディ・ツアーで20名の見学がありました。
北九州市内13か所の企業に分かれて訪問するツアーです。

北九州市の課題を発見し、高校生の目線で解決策を考察すること。
桑の実工房の活動が
「どのような形でSDG’sの目標に適うのか」
「職業観」「勤労観」「仕事への思いや責任」を知ることを
目的としての見学です。

工房では
◇北九州市内の障害者と障害種別
◇桑の実工房設立の動機(背景にある課題)
◇経営理念(目指していること)
◇事業内容
を説明した後に
調理・木工・染色・小倉織・受注作業を見学しました。

文字や言葉で得た知識と
実際に目の当たりにした知識は質が違います。
高校生にとって貴重な時間です。
まして、障害福祉サービス事業所を見学する機会は
多くはないはずです。

職員は、この仕事に携わっての思いと
実際に作業をしている所員のスキルを伝えました。
高校生は何を感じて、どんな感想を抱いたのでしょう。

「現場」を訪ねる。自分で感じる。
フィールドワーク。本当に大切な学習だと思います。

私は、最初のスライドでこう問いました。

あなたが小学生の時に
身近に障害のある方はいましたか

あなたが中学生の時に
身近に障害のある方はいましたか

あなたが高校生の時に
身近に障害のある方はいましたか

私たちは
どうやって障害のある方達を
理解していくのでしょう

北九州市の課題を発見し、高校生の目線で解決策を考察すること。
結び付いてくれたら嬉しい。