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PICFA講演会の報告

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2022.10.16
lima poepoe(門司区にある雑貨店)と桑の実工房の共催で
医療法人清明会 PICFA施設長の原田啓之氏を招いて
「障害者施設でアートを仕事にする」をテーマに
北九州大学1号館にて講演会を実施しました。

新型コロナの影響を受け、一度は断念せざるを得ませんでしたが、
発案者の高橋店長の強い想いがあり、講演会の実施に至りました。

今回は北九州市内の事業所を対象にご案内をしました。
原田氏の講演は、北九州では初めて。
メディアにも多く取り上げられている講師だけに
楽しみにしていた参加者の方達で熱気が溢れていました。

事前に質問事項を受け付けていましたが、70項目に及ぶ質問事項。
その質問事項を考慮しながらのスライド構成で
分かりやすく、引き込まれる講演でした。

PICFAでは、地元企業からLAWSONなどタイアップを積極的に行い
また、県内外の博物館や美術館、商業施設などで
精力的に原画や作品の展示を行っています。
その実践事例と実現に至るまでの取り組みが
丁寧に示され、圧巻の内容でした。

講師との講演前後の打ち合わせの中で
メディア等に取り上げられているPICFAの活動は
「華」であり、そこに注目が集まりがちです。
その「華」に至るまでに、種を植え、時間をかけて育て
何より、土を耕し、肥やしてきたこと。
そこにこそ、原田氏の取り組みの真摯さと凄みが
あるのだと話しました。

講演会に参加した方達が
それぞれに刺激や影響を受けた言葉を持ち帰り、
今日からのモチベーションになったことだと思います。

充実した研修会になりました。
原田さん、ありがとうございました。