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法人研修会<講師:相川医師>の報告

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2022.12.3
医療法人友愛会<長崎市>医師・長崎大学名誉教授の
相川勝代医師をお招きして法人研修会を行いました。
先生は私のゼミの担当教官でした。
幾つかの分岐点で今の自分を創った示唆を受けました。
根底には、穏やかな受容と寛容が在り、
一人一人の学生を尊重する方でした。恩師です。

テーマは
「私と発達障害との関り」
~桑の実工房職員に望むこと~
講演のテーマを依頼したのが2月末。
研修資料を受け取り、費やした時間を想像し
ただただ驚き、凄さを改めて実感しました。
「『分け入っても分け入っても青い山』のように
 まだ深くまだ深くとなっちゃってね」と
資料完成は9月30日となっていました。

資料の表紙には
~私たちのことを私たち抜きで決めないで~

先生が今まで実働し、関わって来られたことが
長崎県の活動の歴史、我が国の施策、国際的動向の
年表に一覧としてまとめてありました。
長崎市情緒障害教育研究会を発足させたときの
国の施策と国際的動向、その背景が分かるのです。
俯瞰して、その意味付けができることがあるのです。

意思決定支援やコミュニケーション支援、
日中活動や暮らしの支援。
各々の学校や障害福祉サービス事業所で
取り組みを深めていること。
それは、憲法・条約・法律に基づいていることを
改めて、確かめる。或いは、初めて知る。

研修会は、桑の実工房の職員と法人役員で行いました。
職員の研修への向かい方が真摯で、
研修会は講師と受講者の相互で深めていけることを
実感できた豊かな時間でした。
「こんな言葉を感想で職員が紡げるとは」
この研修会を実現できたからこそだと思っています。

まだ、深く余韻が残っています。
次の研修会への繋がる一日でした。

相川先生、ありがとうございました。