第1回「住まいの研究会」を11月17日(水)18時より桑の実工房で行いました。
建築士さん3名・大学教授2名・家族2名・職員7名・法人1名の計15名が参加しました。
第1回は
◇ 参加者自己紹介
◇ 研究会実施要綱説明
◇ 発達障害者の障害特性レクチャー
◇ グループワーク<次回の家族ヒアリングに向けて>
の項目に沿って進めました。
研究の最終成果目標を
◆ 3家族の事例を基に、ケアホームモデルルームを設計提案する
としています。
建築士さんに発達障害を理解して頂くベース、全員が共通理解するベースとして
倉光先生より「発達障害の障害特性」をスライドを基にレクチャーを受けました。
ポイントを明確に押さえられた資料。
これを基に3グループに分かれて、次回の家族からのヒアリングに向けての意見交換を行いました。
自分の子どもの行動に配慮したモデルルームを設計する。
そのために、どんな情報を建築士さんに伝えたらよいのか。
発達障害の方と初めて接する建築士さんはどんな情報が欲しいのか。
支援者は家族と建築士さんとを繋ぐどんな情報や助言をすればよいのか。
大変活発な意見交換が各グループで交わされました。
それぞれにアイディアは豊富にあり、それを如何に形にするか。
構造化するか。
意見交換していて具体的に形にできるかも知れないという楽しさがあり、
閉会した後も、立ち話の輪はなかなか消えませんでした。
障害特性を共通項としてモデルを幾つか提示し、
暮らしのスタイルは人の数だけあるわけですから、
個々に応じてアレンジする。
その個々の組み合わせでケアホーム全体を構成する。
頭は良い意味で刺激され、
久々寝床の中でも考え続けた1日でした。
次回の家族ヒアリング楽しみですね。
未承認 2013年07月08日(月)16時49分 編集・削除
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