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金山川河川避難訓練の報告

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平成26年7月11日(金)

工房の隣を流れる金山川の氾濫を想定して
避難訓練を実施しました。

避難場所は塔野市民センター。
事前に依頼をしている地域協力員の方が、避難開始の連絡を受け、
車で来所。所員を乗せてセンターへ避難しました。

10:15に地域安全委員長の生野委員長へ避難待機の連絡。
10:30に水位が避難判断基準の275cmを越えた想定で
生野委員長へ避難指示の連絡を依頼しました。

職員は、所員を乗せて10:30から避難開始。
地域協力員の方は、10:35分に最初の方が工房着。
3人の地域協力員の車に、事前に決めていた
グループに分かれて乗車し、避難をしました。

センターから全員点呼が終了したと電話があったのは
10時48分。計画より10分早い時刻でした。

今回の主目的は
◇工房職員と地域協力員が連携して所員を安全に避難させること。
◇河川氾濫時の車両避難経路を確認すること
◇地域協力員の方が所員の避難誘導を体験すること
◇塔野市民センター・街づくり協議会と避難時の連絡方法を確認すること。

まず、6名の地域協力員の方達と連携して避難ができたこと。
次に繋がる課題がピックアップできたことが収穫です。

発達障害の方達の避難時には、通常とは異なる配慮が必要です。
例えば、拡声器を使っての大音量での誘導は、
聴覚過敏の方達には、不安定さを招く要因になります。
また、言葉だけでの指示では、理解が難しいことがあり、
シンボルや図、写真を使った説明が必要です。

今回は、写真左にあるように
ドロップトークの図を使って説明をしました。

避難態勢を整え、安全に速やかに避難することと合わせて、
所員が
落ち着いて行動できる環境への配慮や
分かりやすい伝え方をすることなどを
欠かすことができません。

2回の事前打合せを含め、
今日の避難訓練に協力していただいた
地域協力員の皆さん、塔野市民センターの皆さん、
塔野街づくり協議会全体としての取り組みを
示唆していただいた原田会長、ありがとうございました。