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就労継続支援B型事業の取り組み

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【新原支援員からB型事業の報告です】

桑の実工房のB型は平成25年の正式なスタートから
早くも8年が経過しました。
初めは5名の利用でしたが現在は11名が利用しています。
今年度は、
施設外就労としてアンカーネットワークサービスと青果市場に出向。
B型の開設当初からお世話になっているアンカーでは、
パソコンやネットワーク機器、ハードディスクの解体をしています。
日々の積み重ねで所員それぞれが大きくスキルアップできており、解体台数は年々増加。
アンカーの社員さんとも顔見知りになっていて、
声をかけていただくことも度々です。
所員と支援者だけでない一般の方々との関わり、
とてもありがたく思います。

昨年5月から始まった野菜の加工は1年が経過したところです。
初めはピーラーや包丁を使った経験が少なく、
大根・人参・里芋の皮むきはとても苦労しましたが、
今では短時間で見た目にも綺麗な状態で可食部を多く残した仕上げができるようになりました。
青果の社員さんからの評判も上々で、
キャベツの芯取りやコンプレッサーを使った玉ねぎの加工も
任せていただけるまでになっています。
青果での仕事を経験する中で、最近所員に嬉しい変化がありました。
掃除のスキルが格段に上達したことです。
掃除が不確実だと残った生ゴミから悪臭がでたり虫が集まったりして
翌日の作業がやりにくくなります。
そのような経験を何度も繰り返してゴミを残さず取り去るという意識が芽生えました。
掃除をする目的を真に理解できた時、スキルアップが図れたと思います。
これからも出向先での様々な経験を通して所員の“できた!”を増やしていきたいです。

“働く“ことに加えて、今年は”生活スキルを磨く“ことを
重点的に取り組むテーマに据えました。
将来の生活の場での困り事が少なくなるように、
出勤後の係活動や土曜日に生活面の支援をおこなっています。
係活動では、トイレ掃除や窓ふき、雑草抜き、掃除機かけ、
床の雑巾がけ、ゴミだし、作業着の洗濯、出勤簿の押印など
多岐にわたる活動をしています。
毎日の積み重ねでそれまで難しかったことも少しずつできるようになってきました。
スモールステップでの課題設定をこれからも続けていきたいです。
入浴ではそれぞれの実態に応じてグループを分けて支援しています。
髪や体の洗い方は手順書を使って流れを示し、
支援者が洗っている場面を見てもらうことで指の使い方を助言します。
B型の所員は1人で入浴している方が多いので、
定期的に一緒に入ることで保清状況や洗い方を確認しています。
土曜日の調理では所員と職員あわせて50人分の食事を作っています。
これからも調理の経験を積んで、炊飯や食器洗いなど将来の
暮らしで活かせるチカラを獲得してもらいたいと考えています。

エントランス6月展示

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6月 エントランスの展示
夏バージョンで涼しさを前面に
展示研修で毎月替えていきます。

今年度は大規模の販売会中止が続いています。
桑の実工房でも、夏の展示会・桑の実まつりの
主要行事の見直しを行っているところです。
「中止ではなく、新たな方法で実施する」です。

アフターコロナを見通して
新たな取り組みや手法にチャレンジします。
ルーティンのように続けていた
主要行事を反対側から捉えて変化させること。
今だから、できることであり、
新しいアイディアや繋がりが生まれて、
面白味を感じます。創ることは面白い。

新たなスタイル。
今後コロナの影響を受けずに
継続できる販売やイベントの方法を
スタッフと知恵を絞って
生み出していきます。

会議や打ち合わせも
ほとんどがWEB会議に移行しました。
移動の時間が無くなり、
会議の場所も工房か自宅で、時間に余裕ができ
その分「考える」ことができますね。
ホントに有難い。

桑の実だより6月号【217号】

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桑の実だより 6月号をアップします。

6月より金曜日余暇活動を再開する予定でしたが、
北九州市の現状から中止としました。
所員達の残念そうな顔を見ると
心苦しいのですが、もう少しの辛抱です。

1P
◇ケース会議・個別懇談の報告
2P
◇余暇の過ごし方紹介~第2弾~
3P

支援ツール紹介
4P
◇坂本看護師さん~今までありがとう~
◇正覚寺納品報告

エントランス展示替え

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緊急事態宣言の解除を受け、
マスク着用・手指消毒・検温の
感染対策を行いながら活動を徐々に広げています。

今年度の職員研修の一つである商品展示研修。
エントランスの展示を変えました。
毎月1回研修を兼ねて展示を変えていきます。
展示する機会の少ない、靴べらが壁面です。
ブログでお知らせをしていきます。

事業所内への立ち入りの際には
記名と検温、マスクの着用をお願いしています。
ご協力を宜しくお願い致します。

桑の実だより5月号【216号】

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桑の実だより 5月号をアップします。

緊急事態宣言が延長されました。
工房の方針として
「私達ができる限りの感染症対策をして
 所員に大きな変化を与えず
 日常の暮らしが継続できるように支援する」
このことを理事・職員と共有して営業を続けます。

1P
◇新所員の紹介 
 小倉北特別支援学校新卒の本田恵愛 君です。
2P
◇入所式・工房説明会の報告
◇ご寄付の紹介<渡辺さん>
3P
◇佐野送迎支援員~今までありがとう~
 佐野さんからの言葉
◇ふきん新商品の紹介
4P
◇新送迎支援員紹介 ~鈴木敏子さん~
◇新型コロナウィルス感染症対策について

桑の実だより4月号【215号】

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桑の実だより4月号【215号】です

1P
2020年度 法事事業重点テーマ
4P
「りあん」を活用した
 成人版アセスメント作成にむけて

2.3Pは職員・所員の顔写真となっています。
今年度は掲載を控えています。

山村支援員が新しく編集を担当します。
今後の構成をお楽しみに。

桑の実だより3月号【214号】

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今年度最終号
桑の実だより3月号【214号】です

1P
2019年度を振り返って
2P
2019年度 サークル活動報告
3P
今年できるようになったこと~その2~
4P
◇年度末慰労会の報告
◇コミュニケーション支援セミナー報告

まとめの記事で賑わっています。
紙面をクリックし拡大してご覧ください。

医師訪問健診の報告

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【医師訪問健診の報告】

毎月第3水曜日 工房では嘱託医師の訪問健診を行っています。
今回は「便秘」をテーマに健康相談を実施し、
5名のご家族が参加をされました。

始めに永野医師から、
資料に沿って
慢性便秘の症状と原因について
慢性便秘の治療法の説明を受けました。

次に、5名のご家族から個別に現状と相談
それぞれ、現状は多様です。
お互いの現状を聴きながら
共鳴することや「そんなことがあるの」
安心もするし、情報交換の場ともなります。

薬を飲み続けることへの不安には
ドクターより、個別に助言。
あくまでも、薬の飲み方、減らし方は個別対応。

食事内容や食べ方、そしゃく等々
ドクターを核に座談会形式での相談会となりました。
今日の座談会を基にして、
半年後を目途に再度、相談会で現状報告ができたらと。
単発ではなく、継続して取り組むテーマだと共有しました。

昼食調理の報告

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【赤木支援員からの報告です】

2月18日(火)
他事業所から生活介護の昼食調理の見学に来られました。
現在、所員5~6名、職員1名で週に3~4回、
40食程の昼食を作っています。
少人数から始まった、
「自分たちの昼食を自分たちで作る(片づける)」という活動が、
長い間継続して取り組んできたことで、
1つの仕事として確立されてきたように感じます。

調理の仕事は、献立決めと食材の買い出しから一緒に行ないます。
近隣のスーパーを利用することで、地域に顔なじみも増え、
「明日は何を作るの?」と
店員さんから話しかけてもらうようになりました。

食事作りでは、「包丁で切る」のが得意な方や、
強みである見る力をいかして「皮むき」が得意な方、
「並べる」仕事が得意な方など、
それぞれの強みをいかして作業分担をしています。

「できることや得意なことを探し、色々な方法で試し、
見つけていくこと、そして情報共有すること」

桑の実工房の職員間で大事にしていることです。

今日の見学では、所員だけで調理を進めている様子を
私もランチルームから見ることができました。
自分の担当の仕事を確認しながら、
黙々と進める姿を少し離れてみることで、
それぞれが身につけた力を再確認し嬉しく、頼もしく感じました。

次はどんなことができるようになるか、
どう試してみようかとワクワクしています!

北九州美術館ミュージアムショップ

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2020.2.7
4月より販売を始めた
北九州美術館ミュージアムショップへ納品。
今日も綺麗なディスプレイ。
いつもの商品が違って見えます。

販売場所によって売れ筋が違って
ミュージアムショップでは
草木染めの麻コースターが一番人気。
ふるさと納税にもピックアップされた商品です。

しゃもじやビーグル、ペイントの豆皿も
他の店舗より良く出ています。

普及課職員の方は、先月の三越販売会に
わざわざ訪ねて頂きました。
普及課職員の方が「これを置きたい」と
ピックアップするものは
常々、美術館に来館する方の好みを
把握してたものでしょう。

商品提案の話は、大きなヒントになります。
美術館へ出向いたときは、是非、お立ち寄り下さいね。