北九州商工会議所が発行する「北商News」。
NO.534号の25Pにアンカーネットワークサービスが紹介されています。
「エコへの取り組みと障がい者雇用の創出を両輪に」と
桑の実工房とのパソコン解体事業について書かれています。
画像をクリックしてご覧下さい。
4年前、地域の方の紹介で、ハードディスクの解体に取り組みました。
当時は、アンカーネットワークサービス事業所から、ハードディスクを
桑の実工房まで搬入して分解・分類をしていました。
小さな幾つものドライバーを使っての解体は、大変根気の必要な作業でした。
日々の取り組みで、徐々に解体スキルが向上して、
特に、発達障害の方は、両手でドライバーを持って外すなど、
独特の作業方法を身につけていきました。
分解の作業は、ネジがとれたらOK。
ドライバーは数種類のネジ山を見分けて当てはめる。
分解した勤続は、同じ種類毎に集める。
分解の要領を覚えるまでには、ある程度の期間を必要としますが、
作業自体は、シンプルで分かりやすいものです。
この作業に、発達障害の方がはまると、とんでもない力を発揮します。
昨年、一年かけて、桑の実工房からスタッフ1名と所員5名で
アンカーネットワークサービス陣の原工場へ出向作業を試行しました。
相互にプラス面が大きいことが確認され、
平成23年5月より正式契約を交わし、事業を進めています。
先日は、寶リーダーと共に、本庁障害福祉課を訪問し、
事業内容と今後の取り組みについて説明・懇談をしました。
就労継続事業では、
障害福祉事業所だけに固まらず、一般企業の中での
障害福祉事業を進めて行きたいと思います。
本田 Eメール 2011年08月10日(水)09時15分 編集・削除
「障害福祉事業所だけに固まらず、一般企業の中での障害福祉事業を進めて行きたい」という視点は大事ですね。三菱化学さんの構内では、「化成フロンティアサービス」さんが障害者雇用を推進されていて、印刷業務や社内便などの配送業務などを行っていらっしゃいますが、中小企業さんで独自に子会社を持つまでに至らないけど、安く外注でやってくれたらうれしい、という上記のような周辺業務というのはあるでしょうね(図面のコピーと梱包、仕分けなど)。ハローワークなどで今ある仕事を探すのも大事ですが、所員さんたちにできる仕事を「掘り起こす」活動をしないといけませんね。具体的にどうするか?は難しいところですが、ご縁をたくさん作って、様々な方々からアイデアをいただくしかないですね。
以上