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福岡県立大学ソーシャル実習講義報告

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【仲本支援員からの報告です】
私の母校である福岡県立大学で講義をしてきました。
社会福祉学科2年生が対象の、
ソーシャルワーク実習における事前学習です。
講義の受講は学生53名と教員4名、会場は3319講義室。
この講義室に入る度に、学生当時ことが色々と蘇ります。
依頼のあった講義のテーマは今年も
【実習施設・機関の概要と社会福祉士の役割について】です。
講義の導入で、障害福祉分野担当の寺島 准教授より、
「現場で働く方の話を聞いてほしい」と何度も強調。
〈支援の現場の大事さ〉を学生に伝えてくださる姿勢、
感謝致します。
講義は例年自己紹介に始まり、桑の実の歴史や概要、
活動・支援内容の紹介等をしています。
桑の実の紹介動画を見た後は
特にイメージが変わった学生も多く、知的障害のある方たちが
こんなに多様な仕事をしているとは思わなかったようです。
また、ターナーを触ってもらった時の驚く声も印象的でしたね。
今回講義を進める中で、顔の上がる学生、頷く学生、
目が合う学生がこれまでで一番多かったように思います。
「自分が変われば相手も変わる」
「話し手が変われば聞き手も変わる」
支援と同じだなと実感しました。
最後に嬉しい話を。寺島 准教授から、
昨年の私の講義を聞いて桑の実での実習を希望してくれた
学生がいるそうです。
また今年の講義が次の実習に繋がるもの、
さらには、桑の実で働いてみたいと
思ってもらえるものになっていればと思います。