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河川避難訓練の報告

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7月2日(土)
金山川河川氾濫を想定した避難訓練を行いました。
過去5年間に3回避難勧告が発出された地域です。
幸いに、所員出勤前の時刻で実際に避難には至っていません。

先日、地方紙に西日本豪雨の被害3県の障害者家族を対象とした
アンケート結果で87%の方達が「課題」があると感じているとの
結果が報じられていました。
「慣れない場所での集団生活を嫌がる」
「周囲に迷惑をかける」
「大勢がいる避難所に無理にいれようとすると
パニックで暴れて自傷行為をする」
「普段と違う移動を不安がる」
等が自由記述で記載されていました。
知的障害・発達障害の方達の特性から
同様の課題を感じている家族・支援者も多いと推測します。

工房では、地域の小高い神社の社務所を
河川氾濫時の避難場所として使用する許可を得ています。
小集団で利用でき、避難訓練を重ねることで
「場所」に慣れるためです。
2018年に社務所への避難を始めて、今年で4回目。
火災訓練と違って、河川避難訓練では車で避難することも
繰り返し体験することで不安が軽減します。

災害時の避難場所は、障害特性に応じて
配慮した環境を整える必要があります。
地域の協力を得て、神社の社務所に避難ができること、
これまでの地域活動の一つの成果です。
継続していきましょう。

熊西市民C藍染講座の報告

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染色部 山村支援員からの報告です。
【熊西市民センター藍染め報告】

6月29日(水)今年度初の藍染講座が、
熊西市民センターで開かれました。
参加者は、「たらばる・わくわく塾」の8名の皆さん。
女性6名、男性2名。
工房からは、事務長・山村・所員の大浦さん、
本家さんと講座に参加をさせて頂きました。

熊西市民センターでの藍染め講座は初めてだったので、
中には
「初めての藍染め体験、楽しみにしていました。」という
声をかけてくださる方もいて
私も、とても嬉しい気持ちで講座に参加をさせて頂きました。
まずは桑の実工房の紹介から。今回も紹介動画の上映と、
実際に商品を展示させて頂きました。
「親子ビーグル商品可愛いですね!」、
「継ぎ目がわからないくらい、綺麗に磨いてますね」、
「染色の縫い目がすごいですね」と
商品もたくさん購入して頂きました。
参加した大浦さん、本家さんも
「商品が売れて嬉しかったです」、
「また、商品づくり頑張ります」と嬉しそうでした!

講座中も、皆さん模様の作り方や、デザイン、
とても積極的に質問をして下さりました。
久しぶりの藍染講座、私自身も、
また参加した所員2名もとても充実した時間を
過ごすことが出来ました。

今回、講座を開催して下さいました
熊西市民センターの関係者の皆様方、
また、参加をしてくださいました
「たらばる・わくわく塾」の皆様方
本当にありがとうございました。

第65回評議員会の報告

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6月11日(土)15時より第65回評議員会を行いました。
主議案は令和3年度事業報告及び決算報告でした。
第10期評議員の方達は
坂口 日志雄(塔野自治区会会長)氏
田中 陽子(塔野社会福祉協議会会長)氏
渡邊 義隆(元北九州市教育次長)氏
シャルマ直美(スクールカウンセラー)氏
小橋 祐子(NPO法人わくわーく理事長)氏
小柳 康博(特別支援学校教諭)氏
古賀 明(特別支援学校教諭)市
以上の7名で構成しています。
多面的な活動をされ、経験豊富な方達であり
法人にとって心強い存在です。
また、3名の方が地域に在住し活動をされています。
桑の実工房が地域と連携し活動を企画する際には
欠かせない存在となります。
令和4年度の事業計画についても説明をしました。
皆さん活発に意見交換をしていただき、充実した
評議員会となりました。早速、地域行事の企画で
打合せをすることとなりました。
定例の評議員会に限らず。時々に連携を取りながら、
法人経営への助言をお願いしたいと考えています。 

桑の実だより6月号【241号】

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桑の実だより241号【6月号】をアップします。

感染症への対策を継続しながら
金曜日の余暇支援を実施しています。

1P
◇ケース会議・個別支援懇談
2P
◇グループ活動の紹介
3P
◇スポーツ活動の紹介
4P
◇ビジネスマナー研修報告
◇永野医師 健康相談の報告
◇新送迎支援員<濱田さん>の紹介

福岡県立大 相談援助実習講義報告

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【仲本支援員からの報告です】

2022年5月19日
私の母校、福岡県立大学で講義をしてきました。
社会福祉学科2年生 53名を対象とした相談援助実習事前学習での講義です。
今年も「実習施設・機関の概要と社会福祉士の役割について」がテーマ。
桑の実工房職員として、社会福祉士として、県立大を卒業した先輩として
支援現場で働く中でのやりがいや楽しさを伝えてきました。
桑の実工房の魅力も思う存分話しました。

講義後半
私が一年目に初めてMさんの宿泊支援をした時の事を題材に
「Mさんが安心して泊まれるように、皆さんだったらどんな工夫をしますか?」
と考える時間を設定しました。
発表されたアイディアは
・写真を使ったガイドブックを作ってみる
・事前に一緒に宿泊場所の下見をする
・準備し易いようにイラストを使ったチェックリストを作る
・日頃使っている道具を持ち込む 等
実際に私がやってみた支援と近いアイディア、
「なるほど」と思うアイディアもあり面白かったです。

今回の講義を通して学生に学んでほしかったことは
相手の立場に立って考える。想いを汲み取り支援に繋げる。
言葉に耳を向け、姿・表情に目を向け、気持ちに心を向ける。
それら対人援助の「当たり前のこと」を当たり前に実践できる。
それが社会福祉士の役割だということです。
そしてその力は、直接支援の現場でこそ培われます。

53人のうち1人でも「桑の実工房のこと調べてみよう」
もっと言えば
「桑の実工房で実習してみたい」
「将来桑の実工房のような職場で働きたい」
そう思ってくれた学生がいると嬉しいです。

染色部作業の報告

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2022.5
昨年度の世界体操記念品発注に続き
染色部に藍染ハンカチ・藍染バッグの
大口の注文をいただきました。

昨年の注文を完成させた実績と自信は大きく
所員の落ち着いた仕事ぶりと
職員の段取りを見ていると
頼もしさで一杯です。

今日は16名の所員が
下地描き・縫い・藍染・アイロン掛けに
取り組んでいました。

一つの商品をそれぞれが得意な工程を
分担して作り込んでいきます。
個が表面に突出するアートではありませんが、
桑の実工房染色部で製作する工芸品です。

納期は7月と10月。
展示会の準備と並行しての作業です。
あの達成感を目指して。

桑の実だより5月号【240号】

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桑の実だより5月号【240号】をアップします。

今月号も盛りだくさんの内容です。

1P
◇2022年度 法人事業説明会・見学会の報告
◇北九州市 SDGs未来モデル発信事業
 https://www.youtube.com/watch?v=j4iirgdzYYo

2P
◇2022年度 着任式・工房説明会
◇ご寄付ありがとうございました
3P
◇桑の実工房 春の人気メニュー紹介
4P
◇2022年度 新規採用職員紹介
 ❖北原支援員
 ❖桑原支援員

法人事業説明会・見学会の報告

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4月18日(月)~22日(金)の5日間
令和4年度法人事業説明・見学会を実施しました。

発達障害・ダウン症・てんかんの障害特性別に加えて
グループホーム利用・就労継続支援B型の
5つのグループに編成をしました。

開所以来続けていたご家族と法人役員が一堂に集まる会を
感染症対策で昨年度よりグループ別としました。
全体会・グループ別、それぞれに良さがあり、
事後の感想もほとんどの方がプラス面を捉えられていました。
否応なしに小集団対応を行ったわけですが、
新たな面を発見し、単なる反復になっていたのではと
他のイベントも同様の視点でチェックです。

10名以下のグループですので、意見交換も活発で
事業説明が核ですが、ひとり一人が考えを述べられるように
意見交換の時間を45分設けました。
また、前年度は説明会を午前、見学を午後としていました。
今年度は見学を午前として、昼食調理の見学ができるように配慮しました。
40食近い昼食を準備する姿、日常の取り組みを見学していただき
所員と職員のモチベーションも高まったでしょうし、
何より、ご家族が所員のスキルアップに驚かれただろうと思います。

職員がそれぞれの所員のスキルアップの作業を準備して
ご家族に説明をしました。
こんな活動の積み重ねが「信頼」の基となるのでしょう。

藍染暖簾の紹介

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染色部に注文していた暖簾ができあがりました。
月曜からの法人説明会に合わせてお披露目です

縫い絞りの技法で注文。
左側は全面に。右側は市松模様で依頼をしました。

想像以上の出来具合。
縫い目一つ一つに「手」を感じます。
見飽きない。

皆さんも、暖簾おひとついかがですか。
150㎝✕90cm \6,600<税込>です。

桑の実だより4月号【239号】

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桑の実だより4月号【239号】をアップします。

新年度を迎えました。
今年度の法人事業重点テーマを載せています。
法人役員・評議員と本人・ご家族には
事業計画書をお配りし、
4月18日からの法人事業説明会で
詳細の説明と意見交換を行います。

2010年から12年間 非常勤職員として
勤務していただいた森本さんが退職となりました。
森本さんとの出会いは、1985年私が新採教員として
八幡西特別支援学校に赴任してからです。

八幡特別支援学校では高等部で
進路指導と担任として、3年生を担任しました。
その時の経験は今に繋がっています。

桑の実工房 開所以来、25年。
理事として、非常勤職員として
惜しみなく力を貸していただきました。

休日支援の会「あしたの会」を
立ち上げたのは1999年。
延べ3700人の方々に会員となっていただきました。
毎月の活動と年1回の宿泊旅行。
継続できたのは、間違いなく森本さんの
存在があってこそです。

理事として、これからも経営に関わって
頂きますが、
現場の職員として、一区切り。

長い間、働く姿勢を示してくれて
ありがとうございました。
楽しかった。お疲れ様!【理事長】

1P
◇2022年度 法人事業重点テーマ
2P・3P
◇2022年度 所員紹介
4P
◇2022年度 職員紹介
◇森本さん~今までありがとう~