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発達障害に関する相談Cafe

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2020年10月25日(日)
今年度初めての相談Cafe。
小倉北区京町の「一丁目の元気」で
対面式での相談です。

相談員として
市発達障害者支援センターから1名と
メンターさん1名です。

相談者は2名でゆとりのある雰囲気で
それぞれの現状と抱えている不安や
将来のこと等を語りあって進めています。

それぞれに共通すること、違うこと。
お互いの話や助言に共感しながらの
時間です。

一丁目の元気店内のレイアウトも変わり
商品種類も多様に。
時間を見つけて是非お立ち寄りください。

工房エントランス展示 10月バージョン

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工房エントランスを10月バージョンに。
毎月のスタッフ展示研修を兼ねています。

◇藍染の縫い絞り
◇ペイントの十二支の豆皿
◇ウォールナット、チェリーのターナー
等を展示しています。

ペイントの十二支豆皿には、思わず微笑み。
藍染の縫い絞り模様には、を掛けた時間が見えます。

キリっとしたレイアウトです。

県立小倉高校 スタディ・ツアーの報告

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2020.10.13
県立小倉高校のスタディ・ツアーで20名の見学がありました。
北九州市内13か所の企業に分かれて訪問するツアーです。

北九州市の課題を発見し、高校生の目線で解決策を考察すること。
桑の実工房の活動が
「どのような形でSDG’sの目標に適うのか」
「職業観」「勤労観」「仕事への思いや責任」を知ることを
目的としての見学です。

工房では
◇北九州市内の障害者と障害種別
◇桑の実工房設立の動機(背景にある課題)
◇経営理念(目指していること)
◇事業内容
を説明した後に
調理・木工・染色・小倉織・受注作業を見学しました。

文字や言葉で得た知識と
実際に目の当たりにした知識は質が違います。
高校生にとって貴重な時間です。
まして、障害福祉サービス事業所を見学する機会は
多くはないはずです。

職員は、この仕事に携わっての思いと
実際に作業をしている所員のスキルを伝えました。
高校生は何を感じて、どんな感想を抱いたのでしょう。

「現場」を訪ねる。自分で感じる。
フィールドワーク。本当に大切な学習だと思います。

私は、最初のスライドでこう問いました。

あなたが小学生の時に
身近に障害のある方はいましたか

あなたが中学生の時に
身近に障害のある方はいましたか

あなたが高校生の時に
身近に障害のある方はいましたか

私たちは
どうやって障害のある方達を
理解していくのでしょう

北九州市の課題を発見し、高校生の目線で解決策を考察すること。
結び付いてくれたら嬉しい。

桑の実だより10月号【221号】

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Webシンポジウム
「強度行動障害のある人を地域で支えるには」
400名を超える方に参加していただきました。
アンケートの結果からもインパクトのある
研修会であったことが伺えます。

研修会実施に当たり、協賛していただいた
個人・団体の方々
ありがとうございました。

桑の実だより10月号をアップします。
1P
夏の展示会慰労会 報告
2P
職員レポート「特別障害者手当」
ながの医院健康診断を終えて
3P
スポーツ活動紹介
4P
福岡県立大学実習報告

画像をクリックしてご覧ください。

WEBシンポジウム開催のお知らせ

WEBシンポジウムのお知らせです

令和2年10月4日(日)13時~17時
「強度行動障害のある人を地域で支えるには」
WEBシンポジウムを開催します。

シンポジウムのパネラーとして
社会福祉法人横浜やまびこの里 志賀 利一 氏
西南大学大学院人間科学研究科野口 幸弘 氏
障がい者行動支援センター「か~む」 森口 哲也 氏
合同会社ABC研究所今本 繁  氏
を招いて、先進的な取り組み事例提供と
北九州への提言内容の討議を行います。

詳細・申し込み方法は以下のアドレスよりご覧ください。
参加費は無料です。
http://cms.ntf.ne.jp/sbd/

シンポジウム開催に当たり、ご寄付を頂いた皆さん
ありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。

桑の実だより9月号【220号】

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夏の展示会無事に終えることができました。
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
今月号は展示会の報告がメインです。

1P
◇夏の展示会を終えて
2.3P

展示会場の様子
4P
◇総務 今までありがとう
◇福岡県立大学実習講義報告
◇送迎支援員さんを募集しています。

「夏の展示会」お礼

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4日間の展示会、無事に終えることができました。
残暑厳しい中、ご来場していただいた方々
本当にありがとうございました。嬉しかったです。

コロナ感染症対策として
1時間20名の事前予約制で実施をしました。
例年であれば、4日間で700名程のご来場を頂いていますが、
今年は270名と60%減となりました。

感染症対策を講じながら実施したことで
違う角度から夏の展示会を捉えなおすことができました。
例年、会場が混雑し、ご来場していただいた方々と
ゆっくり会話をする時間がほとんど取れませんでした。
今年は、人数制限と予約制としたことで、
ご家族の方やご来場していただいた方達と
ゆとりをもってお話をすることができました。

この状況で、予約をして来場して下さる方達は
ご家族は勿論ですが、
桑の実工房の運営や商品に関心を持っている方達で
時間をとってお話ができたことで
繋がりを深めることができたのは収穫でした。
新しい繋がりも多々あって、楽しみにもなりました。

所員は展示会の見学を控えて
ZOOMを使って、リモート見学会を実施しました。
会話形式で進められたのも良かったです。
これも、初めての試み。まだまだ、楽しくできるなと。

売上は、昨年比で40%減でした。
人数制限をした以上、予想された結果です。
ヒントもありました。
例年よりお客様単価が60%UPしていました。
丁寧な接客ができたからでしょうか。
成程ね・・と思うことが沢山あります。

これまで、前年をベースに修正を重ねて実施してきましたが、
今年度は、根本からスタイルを変えざるを得ませんでした。
違う視点から夏の展示会を企画したことで
新たなideaが生まれました。これは大きい。

展示会に向けて準備進めてきた 所員・職員の皆さん
お疲れさまでした。
ご協力いただいた皆様、心よりお礼申し上げます。

「夏の展示会」ご案内

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夏の展示会のご案内

今年も夏の展示会の時期となりました。
例年、700名を超える方に来場していただいている、
桑の実工房の大切な展示販売会です。
現在の状況下で展示会をどうするか検討を重ねてきました。

「中止ではなく、新たな方法で開催しよう」と方針を決めました。
会場は今年も月瀬八幡宮をお借りすることができました。

館内での密集を避けるために、事前予約制として、
入館者を1時間20名と制限して開催することとしました。
電話またはメールでご予約をお願い致します。
【メール kuwanomi@jcom.home.ne.jp
 電話  093-612-6045
 お名前・ご住所・連絡先をお知らせ下さい】

皆様に寛いでいただいていた「喫茶コーナー」は
残念ですが設けないこととしました。
その分、展示スペースを広げ余裕のある空間にする予定です。
初めての試みであり、ご不便やお手数をお掛けすることになり、
心苦しく思っています。
 
展示会に向けて、所員は毎日、布や木や陶器等に向かい
製作に取り組んでいます。
皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
例年より、ゆったりとした会場で
皆さんとお会いできるのを楽しみにお待ちしています。

昼食調理の取り組み

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【赤木支援員から昼食調理の報告です】

桑の実工房では、「所員が自分たちの昼食を作ること」を
生産活動の1つとして、取り組んでいます。

平成15年に「自分の分は自分で」と4人程の少人数調理から始まり、
これまで支援が引き継がれ、現在は週に3~4回毎回40食程の昼食作りを行なうまでになりました。
調理の経験が少なかった方、包丁を握ることに不安があった方、なかなか見通しが持てなかった方、
道具や食材の名称を知らなかった方、様々ですが
日々の作業で経験を積み、今では皆さん自信をもって取り組んでいる姿を見ると、頼もしく感じます。

去年の7月からは、新たに作業用ホワイトボードを用意。工程の多い作業で、
「所員1人1人が自分の担当を把握できるように」
「食材の名称を少しでも理解できるように」
という思いで作成しました。このホワイトボードを用意したことで、
「何の食材を切るのか、次はどの工程を担当するのか」とそれぞれが自ら確認し、
少ない助言で作業が進められるようになりました。嬉しい変化です。

さらに、今年5月からはB型が出向している桑園青果さんから新鮮な野菜を仕入れています。
食材の買い出しは、これまで所員と
一緒に近隣のスーパーや肉屋、米屋で食材を購入し、地域に顔なじみが沢山できました。
地域での買い物は継続し、今後は青果での発注・受取を通して
外部との繋がりの機会も増やしていきたいと考えています。

7年前に私が新規職員として採用された際、所長から
「所員と職員が“ヘルシーで温かい食事”を食べられる社員食堂を一緒に作ろう」と
言われたのをはっきりと覚えています。
これからも所員に「食事を作る楽しさ」「食べてもらう喜び」を
伝えられるよう、日々作業に取り組んでいきたいと思います。 

河川避難訓練の報告

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2020.7.3(金)10.00~12:00
河川避難訓練を行いました。
桑の実工房は金山川沿いにあります。
この地域は3m~5mの浸水想定地域です。
危険水位を超え3年連続で7月に
避難勧告が発令されています。

避難場所は、地域の熊野神社社務所。
3年前から、塔野市民C・小学校体育館から
個別に契約をして確保しました。
障害特性から大勢の中での環境が苦手な方が多く、
避難場所を配慮しました。
新型コロナウィルス対応からも、タイムリーでした。

小雨が降り、風もありましたが
訓練を実施。
5~6名の作業班毎に送迎車で避難。
今回は、事前に配車割などの計画をせずに
できるだけ実際に近い設定で実施しました。
「ここが足りなかった」を修正するのが訓練の目的
繰り返し、繰り返しで定着させていきます。