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法人事業説明会 第1部

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平成28年4月16日(土)10時~黒崎ひびしん中ホールにて
平成28年度法人事業説明会を開きました。

写真左より
事業説明・濱村、前、永松送迎支援員紹介・
清水さんご家族・藤原さんご家族・役員紹介

昨年までは、北九州ハイツで行っていましたが、
会場が手狭になり、ひびしん中ホールを新会場に。

第1部は家族の方を対象とした法人事業説明。
法人役員・新職員・新規利用ご家族の紹介
そして、メインの法人事業計画説明を行いました。

所員38名 ご家族45名 法人役員14名 職員16名(3名役員重複)
計110名の参加となりました。

ご家族の方達は、法人運営をしている役員の方達と
顔を合わせることは、ほとんどありません。
桑の実工房運営の基盤づくりをしている
法人役員の方達と面識を持つこと。
設立から力を注いで頂いた感謝を忘れない事。
この説明会始まりの1つのきっかけです。

1部では、新規利用家族の方からの話は
心動かされました。
それぞれの家族の方が、桑の実工房の支援を認め、
「ここを利用したい」と願ってくれたこと。
何の為に桑の実工房があるのか。
原点に立ち戻ることができます。

写真をたくさん紹介したいと思います。
2部・3部の紹介は別ページで。

G7北九州エネルギー大臣会合の記念品に採択されました!

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平成28年4月13日(水)
G7エネルギー大臣会合が5月北九州で行われます。
その記念品に、
桑の実工房の藍染めハンカチが採用されました!!
嬉しいですねぇ。凄いですねぇ。

酒升の中に金平糖を入れて藍染めハンカチで包みます。
4月11日(月)にアイロンかけをして、
4月13日(水)から「花結び」という結びかたで
藍染めハンカチで酒升を包みます。
個数は400個。

各国の大臣と随行者、プレス関係者への記念品です。
藍染めハンカチにどんな印象を抱くのでしょうか。

花結びは結び目が綺麗で、上から見ると花びらのようです。
日本らしさが伝わると嬉しい。
さあ、400個。嬉しい、仕事。

サークル活動が始まりました。

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平成28年4月8日(金)

平成28年度 第1回サークル活動
今年度は 
小倉織<講師:金崎さん> 料理<講師:是澤さん>
書道<講師:楠本さん>  Ipad<講師:立目さん>
美容<講師:森岡さん>  リズム体操<講師:岡根さん>
スポーツ<講師:松尾さん> 小旅行<講師:佐野さん>
以上の8つのサークルで活動します。

今日は、全員に今年のサークル活動の内容と講師の紹介。
今年新しいサークルは二つ。

小倉織サークル
講師は豊前小倉織研究会の金崎さん
元特別支援学校の教師でもあります。
昨年の夏季展示会でワークショップをしていただき、
それ以降、綿繰りの作業も導入することができました。
サークルを通しても深めていきたいと考えています。

もうひとつは料理サークル
講師は中学校(特別支援学級)を退職された
是澤さん。特別支援学校も長く経験されています。
お菓子作りや、料理のお手並みはプロ級。
今日の紹介では「いずれ桑の実でも販売出来たらいいな」と。
これも、夢が膨らみます。

所員がスタッフ以外の方と関わりを持ち、
作業とは違う活動に興味や関心を広げること。
サークル活動のねらいです。

次回から、各サークルの活動の様子をお知らせします。
楽しそうな声があちこちの部屋から・・・

個別支援ケース会議

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平成28年4月5日(火)

新年度の第1回個別支援ケース会議。
これから11月8日までの毎週火曜日にケース会議を開きます。

常勤職員全員と事務長、サービス管理責任者が参加して
個別支援ケース会議を行います。

個別支援目標と具体的支援内容を支援員が共有すること
個別支援目標を決定する過程を支援員が共有すること
このことが担当者主義にならない、
スタッフ全員が共通の目標を持って支援する上で
大切なポイントとなります。

ケース会議は
1.アセスメントの修正と確認
2.前年度目標達成度の報告
3.現状分析
  ◇本人の望み
  ◇家族の望み
  ◇強みと可能性
  ◇急を要する課題
4.個別支援目標ブレインストーミング
5.支援目標の決定
以上の手順で進めます。

経験年数10年を超えるスタッフも
今年採用されたスタッフも、
現状分析や個別支援目標は、ペーパーに書いて
発表します。

一人の所員を真ん中にして
スタッフ全員が、自分の考えを述べる。
人の意見を聞いて述べるのではなく、
それぞれがペーパーに書いて発表する。
学びの場であり、発見の場でもあります。

新規採用職員着任

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平成28年4月1日(金)

今日から新年度スタートです。

桑の実工房も新しい生活支援員2名を迎えました。

◇濵村 なつみ 支援員
◇前 誠茄津(ともかつ)支援員
 
濵村支援員は12月から非常勤職員として
前支援員は3月からアルバイトとして
支援のベースを学ぶために勤務していました。

今日から正規職員として着任です。

今年度の事業テーマは
「支援員一人ひとりの支援力強化」です。

所員の可能性を最大限に引き出せる支援ができるよう
まず、現場から学んでいきましょう。

平成28年度慰労会の報告

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平成28年3月18日(金)
平成28年度慰労会を行いました。

まず、工房でスライドを使って一年間の振り返り
次に、一人ひとりの思い出発表。
今年一年自分が一番印象に残ったことを
写真や言葉で発表しました。

平成28年度は5月の新棟竣工。
平成24年度から住まいの研究会に取り組んでの実現です。
特に、厨房と2階の生活ルームは広く、設備も最新で
活動と支援がしやすくなりました。

また、特別学校新規卒業生として
池田さん、高橋さん、山下さん。
また、年度途中から他事業所や在宅からの利用で
大宮さん、検校さん、桒野さん、宅嶋さん、永野さん
の8名を新たに迎えました。
大宮さんは、年度途中でグループホームへ移行されましたが、
新たなメンバーで活気があふれました。

スライドで一年間を振り返って、
もう数年が建った印象を持つこともありました。
こうやって、一年を振り返ることも意義深いですね。

昼食は、場所をのがみプレジデントホテルへ。
飯塚市までのロングドライブですが、
会場も広くヘルシーな食事とリーズナブルな点で、
桑の実工房2度目の利用です。

野口君の音頭で お茶にて乾杯!
3月から新規利用の3名も緊張しながらの参加。
会場が広くて、ゆったりと過ごすことができました。

来年の慰労会もお楽しみに!

第61回理事会・第52回評議員会の報告

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*プロバイダーのトラブルでブログのアップが
 滞っていました。*

平成28年3月15日(火)
19:00~第52回評議員会
20:00~第61回理事会を開きました。

議案は
平成28年度 事業計画
平成28年度 事業予算
第9期 理事・監事選任

平成28年度 重点事業テーマは
「支援員一人ひとりの支援力強化」
としました。

<事業計画の要旨です>
平成24年度より新棟建設及び障害福祉サービス多機能事業の
実施に向け、取り組みを進めてきた。
平成27年度5月に新棟竣工。生活介護30名・就労継続支援
B型10名、定員40名の多機能事業所が完成した。
ハード面、事業面に関しては計画通りに整備を終えることができた。
 平成28年4月より2名の常勤職員を雇用する。
このことにより、支援経験年数5年以下の常勤職員が5名となる。
経験年数5年以上の女性職員2名が結婚退職し、経験年数が浅い
職員の割合いが高い集団となった。
 平成28年度は「支援員一人ひとりの支援力強化」を事業テーマとする。
桑の実工房を利用する方達に、専門性の高い支援を実施して、
質の高いサービスを提供する事。
これは、作業所開所以来、目標として掲げ常に目指してきたことである。
新棟建設、新規事業に特化した2年間で、実施できなかった障害特性に
関する研修及び外部講師を招聘しての応用行動分析研修を実施し、
経験年数5年以下職員の支援力を強化する。
 職員の支援力は、所員一人ひとりの日々の活動を創造し充実させる原点である。
「桑の実工房の支援はいいね、安心できるね」
「私も、桑の実工房に通いたい」
そんな桑の実であり続ける為に、テーマを設定した。
 また、今年度は1997年に小規模作業所開所以来、2016年で創立20周年となる。
節目の年として、桑の実まつりで創立20周年式典を実施する。
記念事業として、実行委員会を組織し、
記念式典の開催及び記念品、記念誌を作成する。

主な事業内容は
◇支援力向上のための研修機会の充実
◇創立20周年記念事業の実施
◇生産活動及びB型事業の新規施行と開拓
◇防災・防火体制の強化
◇相談援助<社会福祉関係学生>実習の受入れ準備
を主として16事業を提案し、承認を得ました。

事業計画と合わせて、予算案も審議し承認を得ました。
補正予算審議時に出勤率の設定について協議しました。
今年度は、収入ベースを最低ラインに合わせての計画としました。

来月より、新年度。
新たな積み重ね。

第3回創立20周年実行委員会の報告

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平成28年2月25日(木)19時~
第3回創立20周年実行委員会を行いました。

今回は、
式典部会・記念品部会・記念誌部会・DVD部会の
◇これまでの進捗状況を報告し、現状を共有すること
◇必要な予算を提案、決定すること
◇全体に関わることを協議し、決定すること
を目的として進めました。

10月以降、部会に分かれての活動でしたが、
その間、各部会の皆さんに計画的に進めていただきました。
各部会から、想像以上の提案を受けて、
心強く、20周年行事への楽しみを描くことができました。

全体で式典の内容、参加者や必要な経費を決定しました。
これから、再度に部会に分かれて実施に向けて
取り組みを進めます。

桑の実らしい、20周年を創れそうです。
実行委員の皆さん、宜しくお願いします。

特定非営利法人T.M.Fケース会議の報告

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~田治支援員からの報告です~

平成28年2月23日(火)16:30~
特定非営利法人T.M.Fのケース会議に
講師として参加してきました。

いつも計画相談でお世話になっている
「たくと」の舟津統括よりお声掛け頂き
特定非営利法人T.M.Fの生活介護事業所
「かぐら」のケース会議に参加してきました。

他事業所のケース会議に参加するのは初めてで、
緊張のためか外観の写真を撮り忘れ、さらに自分の
写っている写真も撮り忘れてしまいました。
証拠写真はありませんが、確かに参加してきました。

今回のケース会議の議題は
「特定の利用者に対する他害行為を無くす方法」でした。
特定の利用者2名に対し他害行為があり、どうすれば
無くすことができるかという主旨で会議が始まりました。
ケース会議の参加者は私を含め8名で、
「かぐら」の菅野所長と支援員の方々です。

対象者のアセスメントの説明に加えて、
日々の仕事の様子や活動の様子、
他害行為の様子等を動画で見せて頂きました。
とても分かりやすかったです。

その後は、3つのグループに別れてグループ討議。
私は「かぐら」の菅野所長と2人で行為の分析や
支援について話しました。

その後、討議した内容をグループで発表し合いました。
今後の具体的な支援内容や主訴の推察など
様々な意見が出ました。

私も、未熟ながら行為の分析やその機能、
主訴の推察など、今後の支援も含めて
考えを述べさせて頂きました。

今回の会議で出た内容を基に「かぐら」の職員の方が協議し、
今日からの支援に反映させていきます。

帰り際、光栄なことに次回も参加をお願いしますと
菅野所長より声をかけて頂きました。有り難いです。

今回のように特定の行動(他害)が議案になると、
行動に意識がいき、対象者の生活全体や将来の生活像に
意識がいかなくなります。
そのことを、ふらっと部屋に入ってきて指摘し
またふらっと部屋を出て行った舟津統括。
本当に勉強になりました。

今回、このような機会を設けて下さった舟津統括、
菅野所長、職員の皆様本当にありがとうございました。

遠賀みどり園保護者研修会

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平成28年2月18日(木)10:00~
社会福祉法人 遠賀中間会
みどり園保護者会研修会で
「本人の意思を尊重した支援を求めて」
~桑の実工房の実践を通して~
をテーマとして話をさせていただきました。

みどり園は平成27年に創立30周年を迎えた
歴史ある事業所で、現在60名の方が通所しています。

写真にある通り、
エントランスゲートがガラス張りで、
30年前の建設とは思えない構えでした。
室内も日々の清掃を感じさせる清潔さで、
「30年前の建物とは思えないですね」と。

研修は
「あなたが粗末にされていると感じるのはどんな時ですか」
との問いかけから入りました。
◇桑の実工房の創立から現在まで
◇働くこと暮らすこと
◇本人中心の個別支援計画
◇本人に意思を確認するために必要なコミュニケーション支援
 *わかりやすく伝えること
 *自分の気持ちを相手に伝える本人に合ったツール
◇将来の暮らしの場は誰が、どうやって決めて実現するのか
◇本人意思を尊重するための日々の実践例
◇まとめ
の構成で進めました。

ご家族の方、遠賀町福祉課の方、みどり園職員の方。
それぞれの立場からの参加でしたが、
常にどなたかと視線が合って話を進められる、
親近感を覚える会でした。

まとめでお話したことです。

共に活動し、暮らす、私たちに大切なことは、
まず、本人の気持ちを聴く(推察する)ことです。
気持ちを聴きとって、その気持ちを尊重することです。
「何をしたいのか」「何をしたくないのか」を聴く姿勢。
指示と命令で豊かな暮らしは得られません。

気持ちを聞き取るためには
本人にあったコミュニケーション支援は不可欠です。
「分かる」「伝える」ための配慮やツールがあれば
将来の暮らしを豊かにすることができます。

本人の気持ちを確かめるために
選択肢を準備して、確認することは重要です。
その選択肢を準備するときに留意することがあります。
その選択肢は
長い期間固定されていませんか?
本人の課題や弱みの克服ばかりではありませんか?

新しくチャレンジできそうなこと
本人の強みや可能性を引き出すこと
本人が納得できる選択肢を準備することが必要です。

本人の気持ちを尊重することは
「したいこと」をそのまま認めるものではありません。
本人の気持ちを確認することは必須です。
しかし、
「したいこと」が社会的・経済的・人的に許されない場合
本人に「それはできない」ことを伝える必要があります。
大切なことは
本人が「したいこと」を尊重し、実現する。
「できないこと」は本人に説明し、本人が納得する。
その納得し、合意するまでの過程、
本人とていねいに向き合う過程が、
本人を尊重することなのです。

質問も盛りだくさん。
会を進めていただいた、保護者会 安高会長、
事前の打ち合わせから、当日の細やかなご配慮
ありがとうございました。

田中理事長様、木戸施設長様、
今回の貴重な機会をいただき、お礼申し上げます。