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展示会の準備 整いました!

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夏の展示会 販売準備が整いました。
明日、8月24日(木)から29日(金)までの6日間
沢山の方のご来場をお待ちしています。

年々出品数が増え、展示準備に丸一日かけています。
「GIFT」をテーマに
染色・木工・ペイント・物品を準備しています。
新商品もありますので、是非、お楽しみに。

ゲスト出店の
博多曲物「玉樹」さん。
大変お忙しい中、販売用の商品を出品していただきました。
また、サンプル展示をして注文も受けています。
納品は半年先になるとのことですが、
それだけ求められている商品なのでしょうね。

例年、初日はご来場の方が多く、
不慣れなレジ等で
お待たせすることもあるかと思いますが、
喫茶コーナーで少し寛いで頂ければ。

皆さんのご来場を楽しみにしています。
【所長】

夏の展示会のお知らせ

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平成29年度 桑の実工房 夏の展示会のお知らせです。

今年のテーマは「GIFT」
~あなたに届くまでの物がたり~
桑の実工房の定番・人気商品を組み合わせた
ギフトセットを提案します。
また、染色・木工・ペイント・クッキーなどの
商品ができあがるまでの過程をパネル紹介致します。

ギフトセット以外にも
染色・木工・ペイント商品を多数揃えています。
また、喫茶コーナーやゲスト出展もあります。

会場は、例年大好評の「月瀬八幡宮社務所」
展示会期間は、8月24日(木)~29日(火)
会場時間は10時~16時までとなっています。

8月28日(月)はワークショップを企画しています。
「おいしい珈琲の淹れ方講座」
ウィンドファームの方に講師を依頼しています。

今年のゲスト出展は
◇博多曲物「玉樹」のおひつ・弁当箱の展示と
 予約販売を受け付けます。
 テレビや雑誌に紹介されて、人気沸騰中。
 注文から納品まで半年かかるほどですが、
 それでも注文が絶えない商品です。
◇そわかの里自然食品
 黒崎マルシェの出店でご縁をいただきました。
 九州各地の特色ある自然食を販売致します。

昨年は800人を超える方々にご来場いただきました。
今年も沢山の方とお会いできるのを楽しみにしています。
是非、ご来場下さい。お待ちしています。

藍染体験<穴生学舎>

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藍染体験<穴生学舎>
【事務長からの報告です】

7月24日(月)10時~12時
穴生学舎文化伝承コース13名
今年度2回目の藍染め体験講座を行いました。

今回のチーフは濵村支援員
事務長はサポートに入りました。
所員の担当は、大浦さん・渡邉さん
朝からはりきり、元気のよい挨拶に
スリッパもふきあげまでして準備してくれました。

「初めて体験講座を担当しますので、今日は
よろしくお願いします」と挨拶する濵村支援員に対して
穴生学舎の方々も、さすが経験豊富、年齢を重ねた方々
親心のようなほほえましい雰囲気で
受け入れてくださっていました。

流れもスムーズ、終始穏やかで、温かな雰囲気の中
其々違った模様の素敵なハンカチが染め上がりました。

穴生学舎職員の江崎さんも
いろんな所で手助けして下さり
来年も江崎さんと濵村支援員のコンビならば、安心。
後継ぎができ、嬉しくなりました。

大浦さんと渡邉さんも、大活躍!
使い終わった物は、次から次へと片付け、
12時前にはお見送りができる程に
余裕を持って終えることができました。
二人とも笑顔での対応がとても良かったです。
お疲れさまでした。
早速、来年もお願いしますねと予約されました。
楽しみですね。

綿栽培の報告②です

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【綿栽培 山根支援員からの報告です】

綿の「花」が咲きました!
4月末にポットに種をまき5月に植え替え、
大事に育てた綿の苗が今月の3連休明けに
可愛い黄色の花を咲かせてくれました。

オクラの花に似ています。
今年は7月の集中豪雨以外雨が少なく、男性所員と一緒に
毎日ジョウロでの水やりと雑草取りに精を出しています。
朝の担当は、石江さん・小西さん・小樋さん・髙橋さん・
平塚さん・平野さん・三島さん・山下さん・山添さんです。

早い所員で毎回30分以上活動しており、終わる頃には汗だくとなっています。
それでも最後まで余裕の表情で行う体力自慢の所員の皆さん。
暑い中、お疲れ様です!

あまりの日照り続きに花以前に葉の成長を心配していましたが、
少しずつ大きくなり
大きいものでは60㎝を超えるまでに成長しました。
そして発芽から約2ヶ月で待望の開花。
まだ1輪しか確認できていませんが、これからの成長が楽しみです。

博多曲物「玉樹」打合せ

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平成27年7月12日(水)
夏の展示会にゲスト出展をしていただく
博多曲物「玉樹」で打合せをして来ました。

本当にお忙しい中、時間を割いていただき、
心苦しいやら、有り難いやら。

現在、飯櫃や弁当箱は注文が多く、
半年先の納品になるそうです。
それでも、桑の実夏の展示会の趣旨をお話しして、
博多曲物の商品を展示・販売させて欲しい旨を
お願いしました。

桑の実の木工商品を手土産にお持ちして、
「私たちも、こうやってモノつくりをしています」と。
曲物師の柴田さんの表情が緩み、
「よく磨いてるわね」
話が弾みました。

作業場にはベルトサンダー、ミシン鋸、自動かんな
年季の入った機械や使い込まれた道具の数々。
杉の香りに包まれ、
暫く立ち去りたくない気持ちに。
一日見ていても、魅かれて飽くことはないのでしょう。

夏の展示会に展示・販売ができること
嬉しく、小躍りします。
ありがとうございます。
皆さんも、お楽しみに。

藍染体験講座の報告

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平成29年7月10日(月)10時~12時
毎年行われている穴生学舎の方々対象の
藍染め体験講座を桑の実工房で行いました。
【事務長からの報告です】

文化伝承コースの方々が今回は13名+職員1名。
人数が多いので今日と24日(月)2回に分けての
講座になっています。

所員の担当は、田中さんと玉田さん
二人とも朝から道具の準備から
迎え入れと満面の笑顔で
気持ちよくお世話してくれました。

絞り作業が済むと道具を引き上げ分類、
染め作業が終わると、道具の洗いと
ふきあげと手早く、片付けまでとても
スムーズでした。

穴生学舎職員の江崎さんも毎年来られているせいか、
すっかり手順を覚えているようでスタッフ並みに
お手伝いをしてくれ大助かりでした。
お世話になりました。

染め上がったオリジナルの藍染めハンカチに、あちこちから
歓声が上がり、見合っている様子に私達も嬉しくなりました。
初めは、表情硬い男性もいましたが、みんな笑顔になり、
そんな様子を見るのもこの講座の醍醐味ですね。
個人的に藍染め体験に来ていいですかとの
問い合わせもあり、楽しさ知ってもらえ嬉しい限りです。

今回の担当は事務長だけでなく濵村支援員も
サポートに入りました。
次回から濵村支援員が主導で事務長がサポートに
入る形で引き継いでいく予定にしています。
頼もしい限りです。
また、藍染めの楽しさ知っていただき
どんどん広がって行くのが楽しみです。

桑の実だより<182号>7月号

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桑の実だより182号が完成しました。

1P
家族の思い~檜田さん~
2P
金山川清掃 貢献表彰!
ながの医院検診を終えて
3P
法人研修会報告
4P
新送迎支援員紹介
特別支援学校実習報告

今年度も読みごたえのある広報誌をお届けします。
画像をクリックして拡大してお読み下さい。

職員研修「特別支援学校実習を通して」

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平成29年6月30日
特別支援学校実習を通して得られたことを
テーマとして職員研修を行いました。

平成29年度前期実習では、
小池・小倉北・八幡特別支援学校から
計6週間、4名の実習生を受け入れました。

実習は2週間の短期間で、実習生の特性を掴み、
実習生に応じた活動を準備し、試行します。

今回は、新原支援員と赤木支援員が
実習生の支援をPPにまとめ、事例として発表しました。
毎日のMTGで確認したことや、
自分で仮説を立てて支援を試みたこと、
改めて考えをまとめたこと等
二人共に良く練られたスライドでした。
職員同士で学びを深められたことを実感します。
毎年、実習生を受け入れて支援をしますが、
こうやってまとめることの意義を重く感じました。

印象に残るスライドから一つ。
支援員の言葉も添えます。
「今ある枠にとらわれない」
これは、私が勤め始めたときからよく聞いた、
そして職員みんなで意識しているキーワードだと思います。
桑の実の理念「生き物のように変化する事業所」
ただ、勤め始めた4年前はすでに今ある作業がある程度確立されてきていて
実際に自発的に、何かをつくる!というよりも、
その中で作業支援を行うことがほとんどだったと思います。

今回の実習の中で、改めて「今ある枠にとらわれない」
その意味を理解し、その重要性を実感しました。
作業はみんな同じ時間までしないといけないのか?
決まった作業の中で、その作業に取り組まないといけないのか?
「~しなければならない」という気持ちを取り除き、
改めて工房にいる所員の支援を見直す良いきっかけとなりました。
もちろん、枠の中で過ごすことも同時に重要なことです。
ただ、この実習の中で「選択して活動をきめること」
「得意な行動から仕事や活動を作ること」
枠にとらわれずに、その人に合ったスタイルを見つけていきたいと
改めて感じました。

実習生を通して、様々な気付きがあり、
実習生を通して、改めて今支援している所員を見直す。

充実した研修となりました。
お疲れさまでした。

赤間西地区コミュニティ運営協議会の見学

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平成29年6月27日(火)10:30~
赤間西地区コミュニティ運営協議会から
21名の方々が見学に来られました。
健康福祉部を核として
宗像市コミュニティ共同推進課・健康課
自治区会会長・民生委員等の方々です。

桑の実工房の設立からこれまでの歩み
「暮らし」「仕事」
それぞれの活動と支援について概略を説明した後、
調理・染色・木工作業を見学していただきました。

皆さん、それぞれの作業に興味を持って
熱心な見学。多くの質問。
桑の実商品も沢山購入していただきました。
発達障害の講演から繋いでいただいた
健康福祉部の川平会長、ありがとうございました。

見学希望が多く、所員や業務の負担にならないように
1週間に1団体・個人を基本線としています。
医生ケ丘市民C・牧山市民C・とりはた玄海園など
今後も、多くの団体が来られます。

桑の実の活動を多くの方に知っていただけるように
解りやすい説明を心掛けたいと思っています。

法人研修会の報告

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平成29年6月16日(金)18時より法人研修会を行いました。
今回は、福岡県立大学の寺島先生に講師をお招きし
「障害者グループホームにおける従事者の専門職性の研究」
「障害福祉サービス従事者における無意識の不適切行為の
 防止に関する研究」
二つのテーマで講演をしていただきました。

桑の実工房では、一人暮らしをしている発達障害の方が1名。
今年度より、グループホームに住まいを移し、工房に通っている方が2名。
法人として今後、暮らしの支援の場をどんな形づくりをしていくのか。
寺島先生の講演を通して、考えを深めていきました。

グループホームを考えるとき、
支援員の力量や人柄は、暮らしそのものを大きく左右します。
講演は、専門性とは何かという切り口で進められました。
専門職と職人の違い。
職人はスペシャリストで知識・技術は共有できない。
専門職はプロフェショナルであり、
知識・技術・価値を共有できる。共有することこそ現場で求められる。

桑の実工房の生活介護を利用している方でも
一人暮らしの可能性を持っている方がいます。
一人暮らしのニーズをもっている方の実現を阻害している要因。
支援者・家族・環境からの分析は、示唆に富んでいました。

二つ目のテーマ
「無意識の不適切行為」
日中活動支援、グループホームでの支援
支援への信頼感がなければ、事業は進められません。
研究結果として、虐待が多いのは、
生活介護・就労継続支援B型だとありました。
虐待の前に、無意識の不適切行為がある。
その不適切行為を支援員がチームが責任者が
自覚できるか否か。

支援者間において自己知覚と利用者理解の
助言や指導の機会を設けることが
最も重要であると研究から明らかにされました。

「無意識の不適切行為」
このテーマについての講演を通して、
支援者の立場、親の立場
それぞれの立場から、自分を問い直すためのキーワードを得ました。

事業の枠組みや経営を考えること。
その事業を支え、継続させる「人」を考えること。
意義深い研修会となりました。

講演後に法人理事と寺島先生で懇親会を持ちました。
グループホームで実際に支援をしていた話や
この研究に至るまでの経緯など。
次に繋げたい時間を持つことができました。
寺島先生、遅くまで時間をとっていただき、ありがとうございました。