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第1回北九州市幹部見学

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平成27年10月15日(木)14時40分~
北九州市幹部職員の見学がありました。
15日・21日・27日の3日間で計33名の見学です。

今日は、局長・室長・区長、障害福祉課から計14名が来所。

染色・木工・ペイント・B型(PCリユース)の
4つの作業を公開しました。
オリジナル商品製作作業でしたので、皆さん興味深そうに
手に取りながらの見学となりました。

見学終了後は、桑の実工房の取り組みを
主に「仕事」の視点からプレゼンをしました。
工房で取り組んでいる仕事を
商品製作・商品販売・受託作業・企業連携の
4分野に分けて説明。

官公庁が直接支援できることとして
商品購入、役務提供があります。
今年度から取り組み始めている共同受注センターは
役務提供を取りまとめる窓口です。

間接支援として
素材提供<使用済PC・私有林間伐材など>
情報提供<施設外就労連携可能企業など>
が考えられます。

官公庁が障害者事業所の商品を購入したり
役務を提供する取り組みは進められています。
間接支援として、
障害者のスキルを企業が活用したり、
企業・障害福祉事業所方法にメリットがある制度を
企業に情報提供することは、
一般市場と繋がり、スケールが大きく、
障害者の工賃アップにはより効果的です。

そんなことをスライドにまとめ説明しました。

まず、日頃見る機会の少ない、
障害福祉サービス事業所の現状を見ていただけたこと。
障害者の仕事に対する直接・間接的支援を提案できたこと。
貴重な時間でした。

創立20周年 第2回実行委員会

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平成27年10月8日(木)19時より
創立20周年 第2回実行委員会を行いました。

20周年記念行事のありかたについて、
第1回実行委員会での意見交換では、
いくつかのキーワードにまとめられました。
「日々行っていることを大切にする」
「桑の実らしさ」
「歩みを伝える」
「所員をメインに」

第2回実行委員会では、
このキーワードを基にして作成した
実施案について協議をしました。

◇桑の実まつりで「20周年の感謝」を地域の方達へ伝える
◇桑の実会20年の歩みをまとめた記念誌を作成し、
 所員・関係者に配布する。
◇所員が楽しみながら視聴できる20周年をまとめた
 DVDを作成する。

このことを実施するために
総務部部会・桑の実まつり部会・記念誌部会
記念品部会・記念DVD部会の
5つの部会を組織して進めることとしました。

記念誌については、モデルとなる冊子を広げ、
仕上がりのイメージが委員同士で共有できました。
自宅から参考になる冊子を持参した委員さんもあり、
意見交換は一挙に活発化。
「何度も見返し楽しめる冊子」
「所員が手にして、見やすい冊子」
目指す方向性が明確になりました。

記念品やDVDについても、
それぞれの委員から出された意見をまとめ
方向性を見つけることができました。

次回から各部会に分かれての実働に入ります。
「桑の実らしい20周年」を目指して
委員の皆さん、宜しくお願い致します。

ペイント商品製作過程の紹介

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夏季工房展で好評だったペイント商品の
製作過程を紹介します。

今日は8人のメンバーでの製作。
このメンバーは、週毎にスタッフミーティングで協議をし、
本人の状態や他作業班とのバランスを考慮して決定します。

これまで、ペイントバッグの商品は
バッグに一品ずつ直接手書きをしていたので、
売れてしまうと原画が写真でしか手元に残りませんでした。

「あのキリンの原画で、プレート皿が欲しい」等の要望もあり、
スケッチブックに原画を描いて、データとして
残すようにしました。

著作権など、転用にならないように
参考にする題材には気を配りながら描いています。

それにしても、面白い図柄が次々と。
写真を撮りながら欲しくなってしまいます。

スケッチブックに描いた原画を基にして
「これと同じものをバッグに描いてね」と言っても
一品毎の手書きなので、全く同じものはできません。
時には、気分で違うものを描いて、
案外それが良かったりで大笑い。

展示会・桑の実まつりに向けて、
面白い商品を作りためていきます。

北九州市民カレッジ<藍染体験講座>のお知らせ

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平成27年度 北九州市民カレッジ講座(後期)
まちづくり・人材育成系コースの講座を
桑の実工房の染色が担当することになりました。
テーマは
藍染めで共に作る
~世界にひとつだけのオリジナル作品~
講師は事務長と所員2名。

スケジュールは
平成27年11月13日(金)~12月18日(金)の間
全5回。内容は以下の通りです。

第1回 11月13日(金)
「誰もが個性を生かして共に作る
 まずは一緒に藍染めハンカチを染めてみよう」
第2回 11月27日(金)
「折紙たたみ絞りで、藍染めバンダナをそめてみよう」
第3回 12月4日(金)
「縫い絞りで藍染めエプロンを染めてみよう①
 ~デザイン・縫い絞り~」
第4回 12月11日(金)
「縫い絞りで藍染めエプロンを染めてみよう②
 ~染め・ほどき・仕上げ~」
第5回 12月18日(金)
「Tシャツや綿シャツを藍染めでリニューアルさせよう」

講師に事務長だけでなく、所員2人があたるのが斬新です。
20年近く、染めや絞りをやってきている職人です。
実技や講座の補助的な役割もこなしていけると思います。

申込先、お問い合わせは
北九州市立 生涯学習総合センター
093-571-2735へどうぞ。

また、藍染体験は、この講座だけでなく、
市民センターの講座として口コミで広がっています。
今年も
沼市民センター・沢見市民センター・穴生学舎で
出張体験講座を実施しています。
勿論、桑の実工房でも藍染め体験をすることができます。

興味のある方やグループで体験したい方は
桑の実工房へご連絡下さい。

アリヤ24号に掲載されました

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平成27年9月2日(火)
アリヤ24号が届きました。

テーマは
北九州の「とっておき」に会いに行く。

P12~p21に 桑の実工房の紹介。

1人1人を尊重するから
変わっていく。
人に合わせて変化する。生きた工房。

工房の理念を編集長の藤野さんと
ライターの神原さんに話をしたのですが、
「生きた工房」の表現は嬉しい。
工房が目指していることですから。

「いつこんな表情をとったの?」
1人ひとりの真剣な様子を日常のように捉えて、
支離滅裂に話した言葉を頷くようにまとめて、
等身大の桑の実が掲載されています。

自分達が桑の実工房として刻んだ痕跡を
アリヤの冊子に残せることは
誇らしい。嬉しい。

早速、みんなに見せて、
家族といつも支えてくれる方達にも見せよう。
多くの方に読んで欲しい。

冊子希望の方は、メールで連絡下さいね。
kuwanomi@jcom.home.ne.jp

第2回塔野地区Bousai会議の報告

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平成27年8月27日(木)19時~21時
塔野市民センター多目的室にて
第2回塔野地区Bousai会議が開かれました。

塔野地区では、北九州市のモデル事業の指定を受け、
平成27年8月より「塔野校区 地区Bousai会議」が
スタートしました。

自然災害が起こっても、校区のみんなの命を
校区のみんなで協力し、助け合いながら守っていくための会議です。
私達住民自身が自ら考え、自分たちの命を守るための行動計画、
「塔野校区 地区防災計画」をつくっていきます。

今回のテーマは
私たちの校区の災害の兆しや不安を
みんなで共有しよう!

塔野・春日台・大平台・下上津役の
4つのグループに分かれて、
①過去にあった災害について
②校区の危険な個所について
③校区の安全な個所(緊急避難場所)について
④校区の災害の兆しや不安について
地図上に落とし込みながらディスカッションを進めました。

校区で危険な場所は、
金山川と建郷川が合流する地点。
丁度、桑の実工房の地点です。
7月25日(火) 台風15号の豪雨で川が増水し、
金山側流域に避難勧告が出されました。
幸い、所員が休業で避難することはありませんでしたが、
今後も河川氾濫に対する備えが必要です。

昨年は、河川氾濫時を想定して
地域協力員の方と河川避難訓練を実施しました。
http://www.kuwanomi.org/diarypro/diary.cgi?no=414

今日のグループディスカッションで
地区消防団長より、桑の実工房からバス路線道路までが
土地が低く、水が逃げにくいので浸水しやすいとの
指摘がありました。
塔野地区では最も災害の可能性の高いところです。

金山川流域には、
障害福祉事業所や高齢者入所施設
高齢者ディサービス事業所があります。
また、高齢化率の高い地区でもあり、
1人暮らしの高齢者の方も多数おられます。

この会議を通して
桑の実工房を含めた地域全体の
災害時要支援者の具体的避難計画が
立案できれば、私たちも心強いです。

地区の方達20名程が集まって
防災について協議をする絶好の機会です。
積極的に関わっていきたいと思います。

作品展5日目の報告

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平成27年8月25日(火) 作品展5日目。

何ともやっかいな台風15号。
久々に台風らしい台風。
わざわざ作品展期間中に来なくても・・。

それでも、風雨の合間をぬって
台風で仕事を休業にしたと、自営業のご夫婦
特別支援学校の進路担当教諭
相談支援、S福祉事業所の管理者の方がご来所。
ゆっくりしていただけました。

今日は、
工房横の金山川に避難勧告がでました。
所員が出勤していたら、昨年の訓練通りに
避難できていたでしょうか。

明日は最終日です。
展示レイアウトを少し変えました。
染色を窓際に。写真でご紹介。
ご来場、お待ちしています。

夏季作品展4日目の報告

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平成27年8月24日(月)作品展4日目

時折、雨の舞う中
今日も80名を超えるかたにご来場いただきました。
ありがとうございます。

例年より多く商品を準備したのですが、
◇藍染Tシャツ・エプロン
◇草木染めのれん
◇靴べら
◇鍋しき
◇動物ドットランチカップ
◇しゃもじ立て
が販売完了となりました。
注文は承っていますので、ご用命下さい。

今日は写真で木工商品の紹介です。

明日は台風15号が九州直撃の予報がでていますが、
予定通りに実施します。
桑の実工房、所員は臨時休業です。

作品展3日目の報告

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平成27年8月23日(日)作品展3日目

9回目の夏季作品展。
これまで最高の210名を超えるご来場。
ありがとうございます。

今日は13時から豊前小倉織研究会の
お話と実演。
<以下、事務長からの報告です>

今回はゲスト出展していただいている
「豊前小倉織研究会」の方に
小倉織についての説明・実演をしていただきました。

八角の間には早くから、いっぱいのお客様
何と54名の方が参加され
感心の高さがうかがえました。

初めに、代表の大和恵子先生に
小倉織の特徴・歴史などについて
わかりやすく冊子を見ながら説明していただき
その後、綿から糸へどうやって紡がれていくのか
研究会の方々が実演してくださいました。

まずは、綿の実から綿繰機を使って
種が取り除かれ
次は、綿打ち
そして、糸車を使っての糸紡ぎ
手に持っているふわふわの綿から
スルスルと細い糸が出てきて
まるでマジックのような手つきに
皆さんもびっくりしていました。

この手間ひまかけた工程を経て
小倉織の布が作られていること
そして、北九州の地にこんなに素敵な
工芸品が作られていたこと
ぜひ、たくさんの方に知っていただきたいと
願うばかりです。

豊前小倉織研究会の皆さん
遠くまで、来ていただき
準備等いろいろと
ありがとうございました。
重ねてお礼を申し上げます。

作品展2日目の報告

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平成27年8月22日(土) 作品展2日目

今日も130名を超える方々にご来場いただきました。

遠くは、大阪・長崎からのお客様。
本当にありがたいと思います。

塔野校区の自治区会関係の方や
特別支援学校関係の方。
北九州市保健福祉局の方。
そして、底井野・下上津役の地域の方。

「今年も楽しみにしてました」
「ごめんなさい。連日来ちゃいました」
など、うれしい言葉をかけていただきます。

今日は、染色商品を写真で紹介します。
桑の実が出発した時からの染色。
桑の実のイメージの一つに、
鮮やかなストールの色があります。

今日も、沢山の方が染色商品を手にとって
制作工程の話が深まっていました。

明日は、3日目。
13時より、豊前小倉織研究会より
小倉織のお話と糸紡ぎの実演があります。
たくさんのご来場をお待ちしています。