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平成26年度 夏季作品展のお知らせ

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平成26年度 夏季作品展のお知らせ
【ポスターが完成しました】

今年のテーマは
colors(カラーズ)~色いろいろ~

木の色、染の色、絵の具の色、創っている人の色・・・
いろんな色が混ざり合ってできている
桑の実工房の作品を
ゆったりとした時間が流れる
月瀬の宮でお楽しみ下さい。

今年のコラボ作家は
何と
「工房まる」さん。
福岡からの出店になります。
そして
昨年に引き続いて
「かちゃ」さん。
楽しみな面々です。

会期は
平成26年8月22日(金)~27日(水)
午前10時会場 午後4時閉場
場所
月瀬八幡宮社務所
中間市上底井野1696-1
TEL 093-244-1824

展示内容
桑の実工房作品の展示即売
<木工・染色・刺繍・トールペイント等>
CAFÉ
<桑の実スイーツ・珈琲・紅茶>
映像
<桑の実工房一日の紹介>
昨年は650名の方にご来場いただきました。
今年も多くの方と出会えることを
楽しみにしています。

是非、お気に入りの人を誘って
ご来場下さい。

藍染体験<穴生学舎>の報告

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【事務長よりの報告です】
7月22日(水)10時~12時
穴生学舎・文化伝承コースの方々が
藍染め体験に来られました。

穴生学舎の方が来られるようになって
随分回を重ねましたが
来られる方は、毎年違うので
藍染めはんかちが出来上がるたび
「素敵!おもしろい!・・・」と
歓声の声が上がり
私たちも、やり甲斐のある体験です。

巻き上げしぼり
板締めしぼり
折り紙たたみしぼり

絞りをほどいて出てくる模様に
「予想外だね」とびっくり!
いろいろな絞りを組み合わせ
楽しいハンカチが出来上がっていました。
さっそく頭に巻いて帰る人もいて
喜んでもらえ、嬉しいですね。

桑の実工房の存在は
道路を通る時見かけて知っていたが
何をするところか知らなかったという方がほとんど
藍染め体験がいいきっかけになっています。

これからも染めの楽しさ
多くの方に知っていただきたいものです。

来週29日(火)
もう1グループの穴生学舎の方々が体験に来られます。
どんな模様ができるか楽しみですね。
また、よろしくお願いいたします。

受注新作業の導入

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弘陽工業・進行アルマーさんからの
新作業を導入しました。

M8ボルトの袋詰め作業。
ガリバリユウム塗装をしたボルトの袋詰めです。
M8ボルトをJUST200個計測。
袋に入れ、シーラーで袋を綴じ、箱詰め、郵送して完了です。

新作業導入の提案があって、今回のチャレンジ。
桑の実の強みは
スタッフが手順書を作成し、
それぞれの所員が分かる方法で提示し、
できるだけ多くの所員ができる体制を整えること。
検品作業が厳密であること。
また、新規作業提案にも
できない理由を考えるのでなく、
「どうすれば導入できるか」を考える姿勢。

200個のボルト掬いの部分は
工夫をすれば、ほとんどの方が担当できる
工程になります。
できるだけ、多くの所員が選択できる作業にすることが
スタッフが最も知恵を絞るところです。

ある所員は、給与を増やすために
残業をして、この作業に取り組みます。
これから、
受注作業の一つとして育てていきます。

金山川河川避難訓練の報告

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平成26年7月11日(金)

工房の隣を流れる金山川の氾濫を想定して
避難訓練を実施しました。

避難場所は塔野市民センター。
事前に依頼をしている地域協力員の方が、避難開始の連絡を受け、
車で来所。所員を乗せてセンターへ避難しました。

10:15に地域安全委員長の生野委員長へ避難待機の連絡。
10:30に水位が避難判断基準の275cmを越えた想定で
生野委員長へ避難指示の連絡を依頼しました。

職員は、所員を乗せて10:30から避難開始。
地域協力員の方は、10:35分に最初の方が工房着。
3人の地域協力員の車に、事前に決めていた
グループに分かれて乗車し、避難をしました。

センターから全員点呼が終了したと電話があったのは
10時48分。計画より10分早い時刻でした。

今回の主目的は
◇工房職員と地域協力員が連携して所員を安全に避難させること。
◇河川氾濫時の車両避難経路を確認すること
◇地域協力員の方が所員の避難誘導を体験すること
◇塔野市民センター・街づくり協議会と避難時の連絡方法を確認すること。

まず、6名の地域協力員の方達と連携して避難ができたこと。
次に繋がる課題がピックアップできたことが収穫です。

発達障害の方達の避難時には、通常とは異なる配慮が必要です。
例えば、拡声器を使っての大音量での誘導は、
聴覚過敏の方達には、不安定さを招く要因になります。
また、言葉だけでの指示では、理解が難しいことがあり、
シンボルや図、写真を使った説明が必要です。

今回は、写真左にあるように
ドロップトークの図を使って説明をしました。

避難態勢を整え、安全に速やかに避難することと合わせて、
所員が
落ち着いて行動できる環境への配慮や
分かりやすい伝え方をすることなどを
欠かすことができません。

2回の事前打合せを含め、
今日の避難訓練に協力していただいた
地域協力員の皆さん、塔野市民センターの皆さん、
塔野街づくり協議会全体としての取り組みを
示唆していただいた原田会長、ありがとうございました。

災害<河川氾濫>避難訓練の打合

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昨日7月3日(木)は激しい雨でした。
昨年の同じ日に
工房横を流れる金山川は避難判断水位を超え、
工房職員とタクシーを使って市民センターへ
自主判断で避難をしました。

避難指示が出てから動き出すのでは、
要支援者が多くいる集団の場合、
避難が困難になることがあります。

激しい雨の中、傘をまっすぐにさすことが
どんなに難しいか。
ちょっと歩くだけで、
足元はどんなにずぶ濡れになるか。

昨年の河川氾濫の恐れから、
今年度は、地域の方と連携をして避難訓練を行い、
組織作りをすることを
法人事業計画の柱として掲げました。

その矢先の激しい雨。
写真左は、災害情報 北九州
http://kitakyushu.bosai.info/input0/index.html の
下上津役大橋の水位グラフです。
ホームページから分単位で確認ができます。

工房での避難基準は
避難判断水位を越えれば、活動を中止して、
避難準備を行う。
市民センターに受け入れの打診を行う。

避難判断水位275CMを越えれば
市民センター、もしくは商業施設に
避難を行うこととしています。

昨日は、グラフで分かる通り、
10時に避難判断水位を越えそうになりました。
幸い雨脚が弱まり、一挙に水位が引きましたが、
緊張を強いられる時間です。

避難組織づくりでは
地域で17年続けている「桑の実まつり」や
日頃からまちづくり・自治会活動に事業所が参加して
地域との連携を深めているからできること。

今日の会議も
まちづくり・自治会活動の中核を担う
原田 塔野まちづくり協議会 会長
生野 防災安全委員会 委員長
渡邊 塔野社会福祉協議会 会長
古賀 塔野民生委員会 会長
桑園正 評議員の方達が
忙しい中、参加していただき、
提案した計画を修正し、当日を迎える準備ができました。

緊急時の地域からの支援は
日頃の繋がり
日頃の活動が
源です。

いかに地域の活動に参加・協力
さらに、提案ができているか。
お願いばかりは、できません。

昨年は、タクシーを使って避難をしました。
今年は、地域協力員の方達が工房へ
駆けつけてくれます。

7月11日(金)どうぞ、宜しくお願い致します。

リユースパソコン寄贈式の報告

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平成26年6月25日(水)13:30~
北九州市本庁5階 プレゼンルームにて

新日鐵住金エンジニアリングによる
リユースパソコン寄贈式に
田治支援員・アンカーメンバー7名と出席しました。

寄贈式には、寄贈者として
新日鐵住金エンジニアリング株式会社
株式会社オージス総研
桑の実工房

受贈者として
社会福祉法人 歩みの会
社会福祉法人 孝徳会
特定非営利活動法人 帆柱自然公園愛護会
の3団体が受増する50団体の代表として

北九州市からは
松岡環境局長が出席されました。

寄贈式では
新日鐵住友金エンジニアリングから受贈団体へパソコンを贈呈
環境局長から新日鐵住金エンジニアリング、オージス総研に
感謝状を贈呈。
新日鐵住金エンジニアリングから桑の実工房へ感謝状を贈呈。

オージス総研様からPC再生作業の打診があった時には、
初めての取り組みで、不安も大きかったのですが、
田治支援員と7名の所員が真摯に作業に取り組み
納品することができました。

新しい作業へのチャレンジする気持ち。
できないことを恐れずに、
できるように考え、工夫をする姿勢。
アンカーのメンバー全員が共有していたことが
成功の秘訣でした。

また、
オージス総研の西辻室長、森實様には
何度も大阪から桑の実工房に出向き
きめ細やかに指導していただきました。

今回のリユースパソコン事業を通して、
支援員、所員が新しいスキルを獲得し、
2か月でスキルアップしているのを実感します。
1回でこの事業が終わるのはもったいない。
是非、今後もリユースパソコン事業が継続できること強く願っています。

今回
リユースパソコン事業を企画していただいた
新日鐵住友エンジニアリングCSR室長 樋口様。
細やかな配慮と調整ありがとうございました。

新日鐵住金エンジニアリングのホームページにも
紹介されています。是非、ご覧下さい。
https://www.eng.nssmc.com/news/detail/227

北九州市修学旅行 2014版

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北九州市産業経済局 観光・コンベンション課発行

体験学習プログラムガイドブック
北九州市修学旅行 2014版

錚々たる大企業が居並ぶ中
23P
北九州市で福祉の現場を学ぼう
として
桑の実工房が掲載されました。

体験プログラムの内容は
◇藍染体験
◇木工磨き体験
共に90分の体験コースです。

ベテラン所員は10年以上、
藍染や木工の磨きを続けてきました。
一朝一夕に獲得できるスキルではなく、
所員が教える立場で、修学旅行生に
実演や説明ができる機会となります。

工房の磨きを見て、触れたときは
おそらく、滑らかさに声が漏れます。

このガイドブックは県外に配布されます。
さて、希望はあるのでしょうか。
一番最初は何県から・・・。楽しみです。

浜方コウ油紙絵作品展のお知らせ

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平成26年6月11日(水)~15日(日)
浜方コウ 油絵紙作品展

福岡の「工房まる」さんで
樋口代表理事と池永主任との
夏季作品展の打合せを終え、

浜方さんの作品展に伺いました。
「油紙絵作品展」
実際に見て、その面白味と
色合いの深さを感じることができました。

いろんな作風で描くことができるものだと。
たくさんの引き出しを持っているものだと。
一人の人間でよくもまあ幾つもの種類の線がひけるものだと。
見入ってしまいます。

いつもとは違う時間が流れます。
皆さん、是非、足をお運び下さい。
浜方工房のホームページです。
http://koo.mond.jp/

アート活動の報告

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平成26年6月10日

毎週火曜日に行っているアート活動の報告です。

今年度より、北九州小倉北区上到津に工房を構えている
画家の浜方氏にアート活動を依頼しました。

4月から初めて2か月が過ぎたところです。
浜方氏は知的障害のある方に絵を教えるのは
初めてということで、
「お互いを知る」というスタンスで活動を始めました。

それは、取り越し苦労だったようで。
これまで絵を描き続けてきた土台に
新しいデザインや色を加えて、
新しい絵が次々と生まれてきています。

これから、浜方氏が本人の秘めている
可能性を引き出して、新しいスタイルに発展することを
楽しみにしています。

現在は、週に火曜日のアート活動ですが、
活動の希望者も多く、週2日にすることも相談しています。
自分を表現すること。
自分を表現する手段を増やすこと。
大事な時間。

6月11日(水)~15日(日) 濱方工房にて
濱方コオ 油紙作品展 
テーマは 森海アニマリウム 
会館時間:午前10時~午後5時まで
詳細は以下のホームページからご覧下さい。

http://koo.mond.jp/

金山川清掃の報告

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6月8日(日)9時から11時
沖田・永犬丸地域の金山川清掃に
桑の実工房全員で参加しました。
【事務長からの報告です】

曇り空の中、雨を心配しましたが
暑くなく、気持ち良く
活動することができました。

中尾市民センター横の公園で行われた開会式には、
何と1200名ほどの地域の方々が集まり、
とても活気ある雰囲気のスタートでした。

工房からも陶山君、野口君、
泉さん、福村さん 藤本さんに
みんなより一足早く出勤してもらい
代表で参加してもらいました。

7グループに分かれ、
金山川沿い、建郷川沿い、公園などの
空き缶、ごみ拾いをしました。

作業所時代から
ずっと参加し続けている清掃活動。
顔馴染みの方からの声かけも多く
所員もやり甲斐を感じながら
取り組めたのではないかと思います。
休憩でいただいたジュースは
仕事の後のビールのように
何ともおいしそうに飲んでいました。

おかげで金山川も、蛍のでる川にまで
きれいになっています。
皆さんお疲れ様でした。

改めてこの地域の皆さんの
パワーを感じる1日でした。

<写真左より>
開会式/桑の実メンバー/新入所員コンビ/
川沿いのごみ拾い/女性軍休憩中