記事一覧

藍染め体験教室の報告

ファイル 234-1.jpgファイル 234-2.jpgファイル 234-3.jpg

事務長より藍染め体験教室の報告です。

7月4日(水)10時から12時
中尾市民センターの企画で「藍染め体験」を
工房で行いました。
作るものは、60cm×60cmのバンダナです。

参加した皆さんは、センターが企画した
「男のわがまま塾」のメンバー18名。
その名のとおり「わが」のでた、無邪気で
楽しく、とても賑やかな体験となりました。

模範例の絞りを組み合わせて、
折り紙たたみで、いっぱいたたんで、
いっぱいゴムかけて、その上洗濯ばさみも
と、ユニークな発想のかたもおられ、
どうなる事かと、思っていましたが
一味も、二味も違った楽しい柄となり
こちらも勉強になりました。

このバンダナ次回の「男のわがまま塾」の
企画「そばうち体験」で皆さん
頭に巻かれるとのこと
とても楽しみですね。
その姿、見てみたいものです。

皆さん、お疲れ様でした。
これを機会に染めに興味をもっていただければ
嬉しいです。

八幡特別支援学校保護者研修会報告

ファイル 232-1.jpgファイル 232-2.jpgファイル 232-3.jpg

八幡特別支援学校保護者研修会発表の報告

平成24年6月27日(水)11:00~
八幡特別支援学校の保護者研修会で
「本人を尊重した進路選択
~家族の役割を考える~」
をテーマに発表をしてきました。

研修会会場は体育館。実習報告会の後、
約50名の参加がありました。

準備したスライドは11枚
1.学生から社会人へ ~必要な支援~
2.社会人 これからの長い年月<40年超>
3.実体験を通してこそ 希望が表現できる
4.現場実習で得られること
5.「我が子」を知る
6.「進路先」を知る
7.家族が望む進路先を明確にする
8.本人を尊重するということは
9.進路相談・進路選択

10.卒業後の変化
11.最後に 離れる・任せる

時間が押してしまって、10・11のスライドは
話せないままで終わってしまいました。

卒後の進路を控えた、高等部の家族が対象の研修会。
頷きがあったり、首を傾げたり、微笑みがあったり、
真剣に聞いていただきました。
もう少し、家族の方達とのやりとりがあっても良かったかなと。

研修会が終わると、
廊下では、高等部の生徒が作業で製作した作品や
農作業で収穫した野菜を販売していました。
私も、
木工のサーバー、さおり織りの名刺入れ、手作りジャムを購入しました。
早速、使ってみて感想を伝えようと思います。

校長室で打合せ待ちの間に、素敵な色紙を見つけました。
八幡特別支援学校は昭和36年開校
開校祝いに八幡市長から送られた色紙が飾ってありました。

あれこれと
とりどり言えど
われはわれ

悔いなき道を
こつこつと行け

八幡市長
大平 純

50年を越える歴史。
こつこつと、着実に歩んでます。
凄い歴史だ。

工房見学の報告

ファイル 231-1.jpgファイル 231-2.jpgファイル 231-3.jpg

平成24年6月26日(火)10:00~11:30
小倉北特別支援学校高等部保護者の方々
20名が工房見学に来られました。
6月の上旬には現場実習を終えたばかりです。

桑の実工房には小倉北特別支援学校の出身者が
6名通っています。
最も長い方で10年の通所になります。

今日は木工と軽作業、それに絵画と調理の活動をしていました。
全ての作業を見ていただくことができないので、
「桑の実工房の一日」というビデオで他の作業を紹介しました。

また、スライドを使って、以下の説明をしました。
・桑の実工房設立の経緯
・これまでの歩み
・桑の実工房の理念
・平成24年度運営体制
・生活支援内容の紹介
・生産活動内容の紹介

高等部の保護者と集団が限定されていたので、
的を絞って説明することができました。

どの方とも目が合うというのか、
熱心に説明を聞いていただきました。
見学をして、話を聞いて、
自分自身で進路先の情報を得ることは、
進路選択で重要な活動です。

勿論、進路選択では、本人の体験と
本人の意思を尊重することが基本となりますが。

家族が自分の目で確かめた情報を持っておくこと。
できるだけ多くの事業所の情報を持っておくこと。
本人や教員と話し合いができる素地となります。
また、
家族同士の情報交換も、貴重な情報源ですね。

帰りには、所員の作品をたくさん購入していただきました。
所員も大喜びです。ありがとうございました。

個別支援懇談

ファイル 230-1.jpgファイル 230-2.jpgファイル 230-3.jpg

個別支援懇談の報告

前回のブログで個別支援<ケース会議>を報告しました。

今回は「個別支援懇談」
桑の実工房では、5月~10月と12月~1月の
毎週火曜日に個別支援懇談を行っています。
時間は16時30分から1時間を目処に。

本人と家族と
サービス管理責任者と生活支援員5名が参加する懇談です。

個別支援会議で練った
個別支援目標を本人と家族に提案をします。

「支援目標」という言葉はフィットしない。
「チャレンジテーマ」とか
「日々の暮らしを良くするために」とか
「手伝って欲しいこと」とか

言葉にこだわらず、実をとること。
「本人の暮らしをよりよくするために
今年一年、共に取り組むことを提案します」

支援に関わる職員が参加する懇談となって3年目。
それまでは、サービス管理責任者が本人と家族と
懇談、提案をしていました。

当初は、
「大勢に囲まれて緊張する!」の声が圧倒的でした。
今は
「職員の皆さんに、気持ちを伝えられて良かった」
「職員がチームで関わっていることが分かって良かった」
の声に変わってきました。

最も留意していること。
最も職員間で意識を高めていること。
「本人が分かる支援計画書で提案しよう」
ということ。

知的に障害があって、
例えば、ひらがなが読めない方に
文字で綴った「支援計画書」は
無いだろう。

本人が確実に分かる、
具体物・動画・写真・絵・シンボルで綴った
支援計画書? 支援計画動画 支援計画図
ケース会議では常にここを意識している。
本人が分かり、本人がぐっと前のめりになる
提案の仕方。

家族と支援者用は 別の様式で作成する。
モニタリング、評価、具体的支援方法が
記入してある計画書。

今日の懇談は
50歳の所員に 80歳を越えるお父さんとの
個別支援懇談。
「こんなことができるようになったんね」と
父親の驚き。
それは嬉しそうな、本人の照れた笑顔。

4つの提案から、2つを選んでもらいました。
選択する余地がある。
自分で選択して、決定する。
ということは、本人を強くしますね。

全ての方が選択して決める訳ではありません。
「このテーマは、今年でやる価値がある」と
考えたテーマは、職員から提案をします。

年々、進化する個別支援懇談。
お互いの 気持ち 表情 感情 温度 を
間近に感じる時間です。

第3回サークル活動<パソコンサークル>の報告

ファイル 228-1.jpgファイル 228-2.jpgファイル 228-3.jpg

平成24年6月8日(金)第3回サークル活動を行いました。

今日は、田治支援員より、パソコンサークルの報告です。

パソコンサークルは
所員6名、職員1名の7名で活動をしています。

最初の活動で、今年1年何を取り組んでいくかを話し合い、
個人とグループでの2つの取り組みを行うこととしました。

グループでの取り組みは男女3名ずつに分かれ
「桑の実新聞」を作っていくことになりました。

また、個人での取り組みは3つのペアを作り

「桑の実のマスコットを作る」
「桑の実紹介DVDを作る」
「自分の年賀状を作る」

の3つにそれぞれ取り組んでいきます。

写真にありますように、葛島さんはパソコンで絵を描き、
藤本さんはipadで絵を描いています。

耒見田さん、河村さんはビデオカメラやデジカメで映像を撮り、
パソコンに取り込んでDVD用に編集しています。

寺﨑さん、平野さんは桑の実新聞の記事をパソコンで書いています。

今回の活動で2回目ということで、みんなパソコンの扱いも慣れてきました。

そして、みんなで話し合い夏季作品展で
パソコンサークルの取り組みを発表することになりました。
みなさん楽しみにしていてください!

第10回金山川清掃活動の報告

ファイル 226-1.jpgファイル 226-2.jpgファイル 226-3.jpgファイル 226-4.jpgファイル 226-5.jpg

平成24年6月3日(日)第10回金山川清掃活動に参加しました。
主催は
金山川環境美化協議会、八枝・沖田・八児まち作り協議会です。
平成18年には福岡県河川功労者として表彰もされた活動です。

沖田地区の開会式は、中尾市民センター前で。
【事務長】からの報告です。

開会式では、小雨が降り始め心配していましたが、
活動を始めると、ちょうど良い曇り空となり、
爽やかな気分で活動ができとてもラッキーでした。

中尾市民センター横の公園で行われた開会式では、
上津役地域に住んでいる
武田さん、寺崎さん、藤本さんが
代表で参加しました。

さすが、作業所時代から活動している3名。
顔見知りが多く、理事長さんをはじめ
古賀理事さん、塔野市民センターの館長さん
社協の方、地域のPTA役員だった方・・・
桑の実まつりや塔野ふれあいまつりで
おなじみの方々がたくさん。

声をかけたり、かけられたり、
次々、笑顔であいさつ。
改めて「地域に根ざしているなー」
と実感しました。嬉しいことです。

開会式後、6つのコースに分かれて金山川に沿って
空き缶ごみ拾いをしていきました。

今年は金山川の支流の建郷川周辺も
コースに入れました。
金山川は、たくさんの方が掃除されているのですが、
建郷川周辺は誰もいなくて、時間が足りないくらい。

蛍がいっぱい見られる川なので
来年はグループを増やしてともっときれいにしたいね
と話したところです。

初めのころは、みんなについて歩くだけ、
「ここ、ごみあるよ」と言われてから
ごみを拾っていたのが、ちいさなたばこの吸い殻も
目ざとく見つけ、さっと取るようになり

「積み重ねる」って、凄いことだなーと
これも、またまた感心してしまいました。
来年もまた、ぜひ参加し、積み重ねていきたいと思っています。
皆さん お疲れ様でした。

第2回サークル活動の報告

ファイル 225-1.jpgファイル 225-2.jpgファイル 225-3.jpgファイル 225-4.jpgファイル 225-5.jpg

第2回サークル活動の報告です。

平成24年度のサークル活動は
【文化系】
 書道サークル
 創作・絵画サークル
 パソコンサークル
 蕎麦打ちサークル
【体育系】
 陸上サークル
 バスケットボールサークル
以上の6サークルです。

今回は 井上支援員から
「書道サークル」の報告です。

文化系に所属する書道サークルは
楠本先生を講師に迎え
5名の所員たちと活動をしています。

2回目の今日も
まずは、墨を磨るところからのスタートです。
45分間黙々と墨を磨ることだけに集中して
無の境地とでもいうのでしょうか?

硯に円を描きながら
何度も何度も繰り返し行い、
自分の容器に今日使う分を溜めていきました。
なんともいいようのない、心地よい時間が流れていました。

墨を磨ったら、
次は、「おさえ」と「とめ」を練習していきました。
きれいな直線を書くのと、書道をするのとでは
大きな違いがあります。

「まずは、基本から!!!」
今みんなは基本の練習に取り組んでいます。

自由に書いてもいいじゃないか?
と思うかもしれませんが
やはり、基本ができるからこそ
自由に書くことができるのだと思います。

初めは細い横画・縦画でしたが
何度か練習をしたら
力強い横画・縦画を書くことができました。

「パン屋の看板を書きたい!!」
「大人っていう字を書きたい!!」
「自分の名前を書きたい!!」

それぞれが目標をもって取り組んでいます。
まだ始まったばかりの書道サークル!!!
これからのみんなの成長が楽しみです♪

居住区<上津役地域>活動報告

ファイル 223-1.jpgファイル 223-2.jpgファイル 223-3.jpgファイル 223-4.jpgファイル 223-5.jpg

上津役地域の居住区活動報告です。
大阪のお姉さん、このブログ見てくれたかな?

【山田支援員よりの報告】
今日は、今年度2回目の居住区活動。

私のグループは、
八幡西区在住の玉田さん・福村さん、
若松在住の渡邉さんの女性所員3名。

玉田さんは、先日5/21に38歳の誕生日を迎えました♪
そこで、今日は4人で玉田さんの誕生日をお祝いしました。

まず、居住区にあるサンリブ三ヶ森へ行きお買い物。
山田「ベーコンはどこだっけ?」
福村「ベーコンはこっち!ハムもあるよ♪」
さすが居住区!!支援者より詳しいです!

また、店内で「あら?今日は、何の集まり?」
見知らぬ女性数名から声をかけられました♪
福村さんは、「居住区活動!」と笑顔で返します。
「知っている人?」と聞くと、
「ん~知らない人?でも、サンリブで会う人♪」
『地域で暮らす』ということは、こういうことだなぁ。
すごく温かい気持ちになりました。

工房の近くにあるアパートで、昼食とケーキを作りました。
昼食は…カルボナーラスパゲティ・サラダ
ケーキは…いちごたっぷりデコレーションケーキ
美味しく・楽しい食事時間になりました♪
ケーキは、ろうそくも立て3人で誕生日ソングを大合唱♪
ノンアルコールカクテルで乾杯もしました。
祝われる玉田さんも、祝っている2人もすごく嬉しそうでした。
最後に、福村さん・渡邉さん・山田から玉田さんにささやかなプレゼント♪

楽しく・充実した一日になりました♪
次回の活動が楽しみです☆彡

第1回サークル活動

ファイル 220-1.jpgファイル 220-2.jpg

平成24年5月11日(金)第1回サークル活動を行いました。

今年のサークル活動は
【文化系】
 書道サークル
 創作・絵画サークル
 パソコンサークル
 蕎麦打ちサークル
【体育系】
 陸上サークル
 バスケットボールサークル
以上の6サークルです。

昨年度末に、所員と家族の希望と
スタッフの提案を基に、サークル活動の候補をあげました。
その中から、所員が選択をして、今年度は6サークル。

昨年度のサークルから一新です。

今日は、初めての活動。
まず、講師の方・補助支援員の方との顔合わせ。

書道サークルは、楠本さん。
創作・絵画は、矢川さん。
蕎麦打ちは、玉田さん。
バスケットボールは、福島さん。
陸上とパソコンはスタッフがチーフとなります。

顔合わせの後、それぞれのサークルに分かれて。
まずは、お互いを知ること。
この一年間どんなことをするのかを知ること。

面白そうなサークルが揃いました。
毎月、第1・第2金曜日の活動です。
これから、ブログで各サークルの紹介をしたいと思います。
お楽しみに。

講師の方、一年間宜しくお願い致します。

第43回理事会・第37回評議員会報告

ファイル 219-1.jpgファイル 219-2.jpgファイル 219-3.jpg

平成24年5月8日(火)法人理事会・評議員会を開催しました。

議案は
平成23年度 事業報告
平成23年度 決算報告

報告事項として
第7期 理事長選任報告
平成24年度 事業説明会アンケート報告

事業報告は、VTRを使っての報告をしました。
やはり「百聞は一見に如かず」
事業報告書に書いてあることを、
映像で見ていただくことができました。

医師、司法書士、税理士、教員等、
日常の活動場面を見学していただくことが、
難しい役員さんにとって、
効果的であることを実感しました。

事業報告は何のためにするのか
誰を対象とするのか

監査や行政報告のためだけではないことは
明らかです。

また、来年工夫を重ねましょう。

議事が終わっての、フリー討議で
年度初めの事業説明会に対して、活発な意見交換。
皆さんが、来年、よりよくしようと考えて
それぞれの立場から、意見を出していただきました。

正解は無いですよ。
常に変化するものですから。
全てが良しというのは、ありません。
だから、面白い。

職員で原案を練って、提案をします。

役員の皆さん、長時間、お疲れさまでした。
有意義な時間でした。