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Drop Talk<コミュニケーションツール> その1

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先日、NHK教育テレビの福祉ネットワークで
Drop Talkのことが取りあげられたそうです。
残念ながら、見逃して締まったのですが、
凄く良かったと複数の方からお聞きしました。

下のアドレスからその日の放送ページへ移動できます。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1104/110419.html

工房ではM君がトークアシストというコミュニケーションツールを使って
スタッフや仲間と意志交換をしています。
写真が使っている場面とトークアシストです。
発語の少ない方やツールを使ったコミュニケーションが楽な方には
貴重なツールです。

ただ、高価であること。設定や変更が難しいこと。
が難点でした。

放送されたDropTalkは
アップル社のストアから購入ダウンロードできます。
驚いたのは、その価格。何と1500円です。
法人の評議員さんから実際に入れているのを見せていただき、
その操作の平易さとトークアシストに並ぶほどのサインの多さに、
直ぐに購入・ダウンロードしました。

iphoneに入れた画面と設定画面を写真にしています。

言語での表現が苦手な方が工房には多く通っています。
実際に操作してみて、多くの可能性を感じています。

興味のある方は、是非、アタックしてみて下さい。
工房では、このコミュニケーションツールの使い方など研修会の企画を
考えています。

また、使い込んだらブログでも追って紹介したいと思います。

平成23年度運営説明会報告

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4月16日(土)10:00~ 
平成23年度運営説明会を北九州ハイツで行いました。

参加者は
所員と家族、法人役員、第三者委員、工房職員
計61名。

運営説明会の目的は3点。
新規利用所員と家族の紹介。
所員、家族と法人役員、職員の顔合わせ。
今年度運営計画の説明。

説明会の後は会場を変えて昼食会。
北九州ハイツのご厚意で広い会場に変更していただきました。
懐かしい。
法人の開所式を行った会場です。

昼食をしながら自己紹介と近況報告。
自分なりに表現をする所員。
想いを語る家族。
聴き入り、共感する時間となりました。

昼食会は初めての企画です。
日頃、家族同士、家族と職員が雑談をする機会は滅多になく、
事後の感想でも、こんな機会が数回あればとの声がありました。

長時間にわたる会でした。
たくさんの参加、ありがとうございました。

次年度に向けて、建設的なご意見をいただいています。
・動画があればよい
・役員紹介は名前だけで
・役員も昼食会で紹介を
・所員が関わる場面も
・生活支援Pをじっくり聞きたい
修正を加えながら、説明会を作り込んで行きましょう。

最後に、嬉しい話しを聞きました。
ブログを所員が読んでくれているとか・・。

山添君。来見田君。古谷君。
感想があったらメールで教えて下さいな。

桑の実工房歓迎会報告

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今日4月15日は桑の実工房「歓迎会」

森 奏絵さん と 山添 悠さん 二人の新しい仲間を迎えました。
まずは工房で歓迎会。

絵を描くこと、色で遊ぶのが好きな森さん。
鉄道や電車、旅の好きな山添さん。
家族に写真を準備していただいたので、
自己紹介分かりやすかったですよ。
二人にこれからよろしくの花束贈呈を先輩から。

工房の仲間も自己紹介。
それぞれの表現の仕方で。
「よろしくね。先輩の言うことよー聞いて!」には大爆笑。
トークアシストを使って自分の名前を。
身振りを使って好きなヘルパーさんの紹介をしたり。

自分を人に伝えることは難しい。
自己紹介の場面は、めったにないけれど
好きなこと・得意なこと・続けていることなど
身近な人に伝えておくこともいいね。

さて、場所をかえて「歓迎ボーリング大会!!」
場所は折尾スターレーン。
思わぬ人が、思ったより上手くて
上手そうだなぁ と思う人がそうでもない。
一日良く遊びました。

第1回桑の実歓迎ボーリング大会
優勝は  桑の実15年目の武田裕美さん。   
準優勝は 桑の実4年目の松島直己さん。
今年より伝統の優勝・準優勝カップを引き継ぐことにしました。
今からこの大会を何年続けることができるのか・・。

新しい年度が始まりました。
リフレッシュして日々を重ねましょう。

平成23年度桑の実工房運営計画書

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平成23年度 桑の実工房運営計画書を公開しています。

4月16日(土)北九州ハイツで行う運営説明会での資料です。
画像をクリックしてご覧下さい。

今年の表紙は 石江さんの「キリン」です。
大胆な線が圧巻です。

平成22年度慰労会報告

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3月25日(金)平成22年度慰労会をしました。
場所は山口県の「サングリーン菊川」
山口県から桑の実に通所しているK君の希望を実現しました。

「自分が通っている地域で慰労会をしたい」
「自分が住んでいる地域をみんなに紹介したい」
そんな希望を居住区活動で抱いていました。

到着後、まずは温泉。
律儀なみんなは、髪の毛まで洗って。
お風呂は貸し切り状態でゆっくりと利用できました。

食事はバイキング形式。
自分の好きなものを取って食べるので、
意外な面を発見します。
「鯛のあら炊き」をおかわりするI君。
刺身に付いているレモンを好むK君。

平成22年度の足跡をスライド上映。
日頃の作業・作品展・桑の実まつり・余暇活動
みんなの笑顔がスクリーンから溢れています。

「こんなに笑って過ごしていたんだ。」

改めて振り返って実感したことです。
楽しかったことを忘れちゃいけません。
そうそう、
嫌なことはすぐに忘れちゃいましょう。
「忘れること」も結構大切な生きる力です。

今年、一日も休まなかったH君へプレゼント。
自分の健康に気をつけて、毎日通えたこと。
凄いね。
プレゼントは下関にちなんで「ふぐのふりかけセット」

今年度から新しく仲間に加わった二人のK君。
お疲れさま。随分前からいるみたい。

新規採用職員のIさん、Nさん。
一年間、長かった?お疲れ様。ありがとう。
次年度も何かを一つ積み上げよう。
楽しみにしています。

25人の所員と11人のスタッフ。
みなさん、お疲れさま。ありがとう。
また、1ページ重ねることができましたよ。

最後に、今日の慰労会を企画してくれた
Nさんグループのみんな。
それぞれの持ち味を活かした、AT HOMEな会でした。
お疲れ様でした。

<帰りのバス最後尾より・関門海峡通過>

第39回理事会・33回評議員会報告

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3月8日(火)19時~ 第33回評議員会
      20時~ 第39回理事会を開きました。

議案は
平成23年度 事業計画・予算案審議

理事会では 加えて
第6期評議員の選任を審議しました。

平成23年度の事業計画・予算案が承認されて
4月からの実働となります。

次年度は桑の実作業所を立ち上げてから「15周年」
社会福祉法人となって「10周年」

ここまでやってこられた「ありがとう」の気持ちを
今まで支えて下さった方々や地域へお返しする年となります。

核となる計画としては
就労継続事業B型を一般企業内で実施すること。
そのために
10名の定員増を計画しています。

事業計画案を開示していますので、どうぞご覧下さい。

理事・評議員の皆さん、年度末の忙しい中、
遅くまで、お疲れ様でした。

外出支援・ヘルパーさんとの引継

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2月27日(日)F君とヘルパーさんとの引き継ぎ活動3回目。
休日の外出支援が主目的です。

今回は、F君とHPさん二人の活動を見えない場所から見守り。
F君の状態によっては直ぐに応援できるように待機をしていました。

中央公園の外周をウォーキングしているのを、珈琲の香り高いCaféから見守り。
中央公園の外周は約1km。4週で1時間程。
周辺には小規模連会員事業所「ねむの木」が管理している福祉公園があり、
駐車場も十分にあり、活動のしやすい場所です。
簡単に食事ができるところがあれば申し分ないのですが。

初めての二人での活動も無事終了。
最初の引き継ぎをていねいにすることがどんなに大切か。
ここで手を抜いて簡単に済ませてしまうと、後から様々課題が押し寄せます。

ていねいに ていねいに 木べらを作り上げるように。

2月例登山報告

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毎月第3金曜日は居住区活動。
工房の全員が自分の居住区で活動をします。
工房は空っぽになります。

今回はI君・M君・F君のいつもの3人と所長の私に加えて
F君の外出支援を担当することになるヘルパーさんも同行。
「どんな支援をすればF君が活動しやすいのか」
ペーパーでの引き継ぎも勿論欠かせませんが、
活動を共にして、現場で伝えることは最も効果的です。

10:30 ケーブル駅出発。
連休の残雪が残る可能性があったので、車道を選択。
11:45 頂上下、広場着
日陰に所々残雪がある程度でこの数日で一挙に溶けている
12:15 頂上着
頂上レストランで昼食
13:00 出発
14:15 ケーブル駅着というコースタイムでした。

下りはF君とヘルパーさんの関係を深めるために
私とI君・M君のグループと二つに別れて降りました。

発達障害の方たちはコミュニケーションがとりにくい、
それぞれに独特のこだわりがある等の特性があります。
今日で3回目の顔合わせ。
次回は二人の活動を、私が見えないように見守る予定です。

蛇足ですが・・・
いつもは土の自然道を登りますが、今回は車道。
足腰への負担が違います。
股関節と膝が随分痛みました。
それでも、4時間の運動。体がリフレッシュします。

ロゴ完成!

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桑の実工房のロゴが完成しました。

これまでは所員の平塚さんが描いた絵を使っていました。
障害福祉サービス事業所と変わってから、
ロゴも心機一転と考えていました。

今までは、所員と手作りをしていましたが、
今回はデザイン会社に製作を依頼しました。

11月から取りかかって、イメージを伝えて、
ある時は自分で描いて、それに修正を加えてもらって。

ちょっとした色の変化でも大きく印象が変わりました。

嬉しいですね。
これから、シールや焼き印などに展開します。

余暇活動 月例登山・皿倉雪景色

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余暇活動の報告です。

桑の実工房では第2・3・4金曜日を余暇活動日としています。
第2・第3金曜日は「居住区活動」

居住区活動は所員が暮らす地域に職員と一緒に出向いて
地域にある商店や公共施設、娯楽施設を利用して活動します。
事業所のある地域で商店や施設を利用して活動できても、
自宅で過ごす休日をどう過ごすかには繋がりません。
そのために、居住区が近い仲間とグループを組んで出かけます。
今年で3年目の取り組みです。
繰り返し、繰り返し経験することで、地域での活動に自信を持ち、
ヘルパーさんと共に、そして仲間との余暇活動に繋がる事を目指しています。

今回は、下関から通っている方の居住区へ遠出グループが1つ。
他のグループは
地域のカラオケ店・ボーリング場・映画館へ。

私(所長)のグループは、第3金曜日を皿倉登山日としています。
発達障害の3人の男性グループ。
音や視覚などの刺激の多い環境が苦手な3人組。
共通点として小さい頃より、家族やグループで皿倉山に登っていたこと。
日頃の動きや表情と違う、新たな発見があります。

これまでは、九州自然道を登っていました。コースタイムとしては
10:30 出発 
11:20 国見岩下掲示板
11:45 国見岩
12:00 山頂・昼食
12:45 出発
13:50 駐車場着

今日は積雪の状態が分からずにケーブルで登りました。
ケーブル駅を降りると一面の積雪。
踏め固められて滑りやすくなっていましたが、頂上まで歩くことにしました。
いつもの道とは全く違う景色。深い場所では30cm程の積雪。

下りは初めてパノラマカーに乗りました。
洞海湾が目前に開けて絶景です。

写真を添えていますので、ご覧下さい。