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あんしん情報セット

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27日 あんしん情報セットを八幡西区役所に納品しました。
今回は2500個と単品セットを1000個。

<市政だよりより抜粋>
http://www.city.kitakyushu.jp/file/03010100/dayori/101115/ward/moji/moji.html
あんしん情報セットは
必要な情報を専用の容器に入れ自宅の冷蔵庫に保管しておくことで、
緊急の連絡を受けて駆けつけた人が救命活動や関係者との連携などに役立てるものです。

高齢者だけの世帯や健康に不安のある人、障害者等を対象に
医療情報や緊急時の連絡先などを記入する「あんしん情報セット」を希望者に配布します。

桑の実工房では、
あんしん情報セットのプラスティック容器にシールを貼り
必要なカードを入れる作業をしました。
今回は、2500個を2週間で仕上げて、八幡西区役所に27日納品しました。

この作業はNPO法人北九州小規模連が政策随意契約を行い受注したものです。
<詳細は以下障害福祉課のページ>
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=22529

小規模連会員事業所が、個々の実態に合わせて
作業がしやすいように工夫をして、各区へ納品をしました。
行政から安定した仕事を受注できることはありがたいことです。
各事業所が責任ある仕事をすることで、信頼を得て、今後の新たな受注に繋げたいと思います。

前回に比べるとスタッフも所員も格段のスキルアップ。
作業工程のデータも取って、次回に繋げます。

年内に終わったね。お疲れ様!

納税貯蓄組合連合会女性部寄付贈呈式

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納税貯蓄組合連合会女性部より、洗濯機のご寄付をいただき、今日は贈呈式を行いました。

プレハブ一棟で活動していた時からの10年継続してご寄付をいただいています。
自転車・掃除機・簡易テント・パソコンなどなど・・。
どれも必需品です。
「その時々に、工房のみなさんが本当に必要としている物を買って下さいね」と
田原会長は、常に所員の立場で問いかけてくれました。
また、私たちが大事に使うことを何より喜んでいただきました。

「たくさんの会員さんが集めたお金をあなた達はいただいているのですよ」
「気持ちを大切にいただきなさい」と
私たちに伝えていただきました。

会長は70歳を超えているとは思えない若さですが、
残念ですが、今年で引退されるそうです。

作業所時代から知っている玉田さんが
会長に花束を「お疲れさまでした。ありがとうございました」の
気持ちを込めて。

乾燥機付きの洗濯機は、冬場の宿泊体験後のシーツ洗いや
出向作業から帰ったあとの、作業着や作業靴洗い。
乾きが良くなりそうです。

今日の贈呈式では、石江さんが代表して感謝の文を読みました。
正直驚きました。
以前の彼より、はるかに長い文を、正確に読めるようになっていました。
もちろん、練習あってのことでしょう。
生活の中に、こんな機会があるということの意義を改めて感じます。
きっと、自信になったでしょうね。

納税貯蓄組合の皆さん、ありがとうございました。
夏の作品展や桑の実まつりのご案内をいたします。
ぜひ、またお会いできますように。
ありがとうございました。

桑の実まつり報告

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11月23日 桑の実まつり 無事終了しました。
当日は好天にも恵まれて500人を越える方達にご来場いただきました。

所員活動補助・餅つき竈準備・餅丸め・餅のつき手・販売担当等
105名のボランティアさんにご協力していただきました。
主に地域の方達ですが、本当にありがとうございました。

家族協力会の軽食コーナー、焼きそば、カレー、豚汁、うどん、味ご飯等、たくさんのメニュー。
前日の仕込みから当日の販売まで、お疲れさまでした。

実行委員会から「まつり」が活気あるものとなるように、
知恵と時間を注いでくださった実行委員の方々、ありがとうございました。

新たな取り組みの所員テント。
企画から準備、当日の活動を支援者と一緒に考え進めて来ました。
ゲームコーナーは来場者171名!
よかったね!たくさんの子供達に喜んでもらって。

野菜販売も前日の皮むき、袋入れ、値付けから取り組んで、
当日は大盛況でした。

餅も予定していた100kg、32臼をつきあげて12時には完売。
竈の設置、薪の準備、餅米洗い・・・・。
当日の華やかなかけ声の裏には、前日と後かたづけに黒子のように
動いてくださった地域の方達。目立たない場所で、黙々と。
みなさん、60歳を越えた方達で。
働く姿を見ていると目頭が熱くなるんですよね。
どうして、こんなに動いて下さるんだろうと。
それも、本当の縁の下の力仕事。私も同じことをできるようにならないと。

今年は開会式の進行も所員が担当。
「所員の顔が生き生きとして、嬉しそうだったね」
嬉しい感想をたくさん聞くことができました。

当日の実行委員反省会では、様々な意見が出されました。
それぞれが建設的に発言されること、有意義な会でした。
単なる反省会ではなく、
「次年度に向けての具体的改善内容提案会」が近い。
「あーすれば良かった」で終わらないところが充実感。

「まつり」は当日だけでなく、準備、そして後片づけ迄ですね。
職員での次年度に向けてのミーティングも良かったなぁ。
来年は15年目。
「地域への恩返し」
どうやって15年間、桑の実を続けてこられた感謝を伝えよう。
そんな、ミーティングとなりました。

ようやく一息。報告が遅くなりました。

長谷川理事長にブログで紹介してもらっています。
ありがとうございます。http://blog.livedoor.jp/kyf2/

また、当日はまつりの騒音や駐車の関係でご迷惑をおかけしたことも多々あったことと思います。
次年度の重要な課題として改善していきます。

日々、準備を重ねた23人の所員。
所員の活動を活かす工夫を凝らし、一緒にまつりを作り上げた職員。
そんな仲間達を支えた実行委員会。

良き「桑の実まつり」となりました。
ありがとうございました。

前日準備完了

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午前中、雨の中テントを商店街から借りて所員と運搬。
午後には、お父さん達の力を借りて組立。

地域の方達が
かまど作りと餅米洗い。
今年も餅米は100kg。
米を洗うだけでも2時間。
毎年、ありがとうございます。

園庭整備を理事長が最後まで。
お客様を迎えるために、落ち葉一枚見逃さず。

ゲームコーナー用の
桑の実トレーナーを今年は新調。
ユニフォームの無い桑の実に初めて登場。
新採スタッフの提案。

さて、明日。
天気予報はいいようです。
たくさんの方達が足を運んでくださるように。
たのしい1日になりますように。

皆さん、是非、遊びに来て下さいね。

桑の実まつり 作品展示経過

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第14回桑の実まつりまで、あと3日。
所員・職員ラストスパートです。

今日は、作品展示のアウトラインができました。
残すは作品紹介などの細かな部分。

展示経過を写真で紹介します。
染色はいい色で仕上がっています。
一閑張りと同様に一品モノですので、
当日は、早めのご来場をお勧めします。

明日、明後日で
野菜販売とゲームコーナー
メインの餅つき準備。

23日は晴れマークが付きました。
青空が仰げますように。

「第14回 桑の実まつり」のお知らせ

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「第14回桑の実まつり」を11月23日(火)10時~15時に実施します
ポスター(写真をクリックすると拡大します)を地域やお馴染みの
事業所に掲示をしています。
ポスターの絵は小西君が絵画の時間に描いたものを採用です。

今年度も地域の方達のボランティアさんが80名。
家族協力会を加えると100名を越すボランティアの皆さん。
特に、餅つきでは若い男性の力が必要になります。
当日飛び入りでも歓迎です。

今年は新しい取り組みとして「所員テント」を設けました。
野菜販売を職員と協力して仕入から値付け・販売まで。
物品販売も昨年は当日の販売を担当していましたが、
袋入れや値付け・出品数の確認をしています。
ゲームコーナーも賞品を沢山仕入れて準備を進めています。

家族協力会の軽食コーナーも新たにうどんが加わりました。
12日(金)の第2回実行委員会では委員の皆さんが試食(写真)。
「ちょっと辛いね」「丸天のが美味しいね」
賑やかに楽しく。実行委員の皆さん事前準備ありがとうございます。

当日、好天に恵まれますように!

リンク第1号

リンク第1号のご紹介。
福岡県 鞍手ゆたか福祉会 長谷川理事長のブログです。
「新たなる地平を目指して」 http://blog.livedoor.jp/kyf2/
圧倒的な情報量を徹底的に広く公開する姿勢を貫いています。
これだけ質の高い情報を公開し続けているブログは滅多にありません。
おそらく、このブログから様々な情報へ繋がることができるでしょう。
そんな意味でリンク第1号。

彼とは高校の同期。
在学中、私は男子クラス(3年間も)彼は男女クラス。
男子クラスは別棟で隔離?され、
彼とは面識のないままでした。

私が特別支援学校の進路担当で、実習や卒業後の進路の依頼へ奔走中。
彼が立ち上げたばかりの「鞍手ゆたかの里」を訪問しました。
貫禄が既にあったので、ずっと先輩格だと思っていました。

当時(平成元年頃)は入所施設の空きがあると、学校をやめて進路をとる例があるほど
卒業後の進路先が見つからずに苦労していました。
特に北九州市内ではほとんどが定員一杯。そして、授産施設がほとんど。
障害の重い方達の進路先は、作業所か市外に進路を求めるしかありませんでした。

彼は、私が依頼する障害の重い方達、行動障害のある方達を
実習は勿論、受け入れを常に前向きに考えてくれました。
地に足のついた受容力。
他の事業所で「うちは障害の重い方は・・」と苦い思いを繰り返していたので
揺るがない理念を感じていました。

何かの拍子に「高校は?」「えーーっ!」同期ということが分かりました。

私が教師を中途退職して、北九州市内に作業所を作ったのは
彼の姿が少なからず影響しています。
10坪のちいさなプレハブ小屋での開所式に駆け付けてくれました。
以来、密度の濃いお付き合いをさせていただいています。

2年前には「ヒューマンサービスネットワーク研究会」を立ち上げました。
彼と「支援の質を高めるためには、どうしたらいい」と
立ち話から生まれました。
各事業所の「個別支援計画」を事例検討という形で進めました。
北九州・筑豊地区からメンバーが集まり、2年間研究を続けました。

この成果を立命館大学で発表できたこと。
既にご覧になった方も沢山おられると思いますが、
彼の事業所をドキュメンタリーとして撮影された
「あした天気になれ」の宮崎監督と共に
北九州大学地域創生学群の開設シンポジウムに
3人で登壇できたこと。
彼とのつき合いから生まれたことです。

「性格は正反対やね」とお互いによく話します。
彼の実行力と大胆さは、私には羨ましくて仕方ない部分です。
ただ、
なんと表現したらよいのか・・・。
人権感覚が一番近いかな・・は共通し共鳴し合います。
自分の考えをストレートにぶつけられる安心感があります。
それは、根底の共通しているものを感じているからです。

過去の彼のブログで桑の実工房のことを何度も紹介してもらっています。
ようやく、桑の実にもブログができて、
リンク第1号。
皆さん、是非、立ち寄って下さい。圧巻ですよ。

長谷川さん、随分、勝手なことを描きました。
お詫びは、美味しいお酒で。

第3回北九州市障害者芸術祭 理事長賞受賞!

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11月3日(水)第3回北九州障害者芸術祭がウェルとばた中ホールでありました。

桑の実工房から絵画や一閑張り等の作品を出品していました。
その中から渡邉範子さんの「私の阿修羅」という絵画が
北九州市身体障害者福祉協会理事長賞を受賞しました。
渡邉さん、おめでとう!!

桑の実工房では3年前から毎週火曜日に絵画の時間を設けました。
生活支援プログラムでの取り組みです。
色や形、造形で自分を表現する時間。

支援者は非常勤職員として
美術大学出身で元特別支援学校教諭の前野さんが担当しています。
筆の使い方、色の混ぜ方、線の描き方などの基礎を
それぞれの個性に応じて支援しています。
自分を表現できる幅が基礎を学ぶことで凄く広がります。

3年間の継続した取り組みを見ていて、
専門的知識のある方の支援の必要性と
個性を存分に発揮させるためには
土台となる力を育てることの重要性を感じました。

「好きに描いていいよ」にとどまらず
「こんな風に筆を使うともっと描けるよ」という
専門性が加わった支援。
3年間の成果が発揮されたのだと思います。

授賞式にはもうすぐ80歳になる父さんも見に来て下さっていました。
「初めてですよ範子が賞状をもらうの」
「こんな機会を設けてくれて幸せですよ」

来年も絵や造形の好きな仲間達と出品しよう。
それぞれに目標ができた気がします。

塔野社協「藍染め体験」

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10月20日(水)塔野校区社会福祉協議会の皆さん15名を迎えて、
藍染め体験を開催しました。
昨年から塔野地域で行われているバリアーフリー事業や桑の実まつりで
桑の実工房と関わりの多い方々の参加で
和気あいあいの雰囲気、笑い声の多い体験となりました。
桑の実の担当利用者にもよく声をかけていただき、
改めて地域にとけ込んでききているなと感じました。
昨年も体験された方も多かったので、今回は折紙折りしぼり中心にしました。
ストールにしたらよさそうな素敵な模様ができていました。
この次はTシャツ染めなど、だんだんレベルアップして継続していけたらいいなと思っています。
皆さん、お疲れ様でした。
<染色担当:事務長記>

今年の染色体験は、志井市民センター・穴生学舎・塔野市民センターの3会場となりました。
次年度の構想として、八幡西区の各市民センターに「藍染め体験」の企画をお知らせしようと考えています。
「地域と繋がること」「人と繋がること」
所員の居住区の市民センターに繋がると、暮らしの面で新たな展開が模索できそうです。

第14回桑の実まつり実行委員会①

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平成22年10月12日(火)19時より
第14回桑の実まつり実行委員会①を行いました。
実行委員は
法人役員・桑の実工房職員・地域の方々・家族・NPO代表を含め
20名で組織しました。

地域からは
塔野校区社会福祉協議会 渡邉会長
塔野校区社会福祉協議会 千々和副会長
塔野市民センター 打道館長
中尾市民センター 渡部館長
八幡西特別支援学校 野津進路指導主事
が実行委員として参加していただきました。

今年の桑の実まつりは11月23日(火)に実施します。

今年のテーマは「繋がりから絆へ」
例年100名のボランティアの方に協力していただいて「餅つき」をメインの活動として取り組んでいます。
14回を迎える「桑の実まつり」
初回は職員と家族で始めたまつりが、様々な繋がりが支えとなり年々充実してきました。
今までの繋がりを大切に「絆」となるようにと思いを込めたテーマです。
桑の実工房職員で事務局を組織しました。
田治事務局長を中心に協議をして考えたテーマです。

また、新たな取り組みとして
職員のサポートを受けながら「所員」が運営するコーナーを儲けました。
◇ゲームコーナー
◆野菜販売コーナー
◇喫茶コーナー
◆物品販売コーナー
また、職員が行っていたまつりの進行も「進行係」の2名が担当します。

1人ひとりに合わせて生き物のように変化する事業所づくりという
工房の理念に通じるところがあります。
14回目の「桑の実まつり」
例年通りではなく、それぞれの「今」を見つめて
内容を変化させています。

実行委員会①では各担当と今後の予定を確認しました。
次回実行委員会は11月12日(金)19時~桑の実工房で。
活気あるまつりに向けて、皆さん宜しくお願い致します。