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筑前御殿神楽

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10月14日(金)17時30分~ 八幡西区下上津役熊野神社で
「筑前御殿神楽」がありました。

夏祭りで、太鼓の練習に石江君が通った地域の神社です。

生憎の雨模様でしたが、境内の中は地域の方々で一杯に。
小さい頃から遊び場として親しんできた神社ですが、
「神楽」があったのは初めてのこと。

神楽の舞を見ながら、
自分が小学生だった頃の風景や
その頃に怒られたり、かわいがってくれた地域の方達を
次々に思い出し、タイムスリップしたようでした。

<配布された資料より>
筑前御殿神楽は
580年の昔から「筑前の国」に伝わる御神楽で、
普通は氏子の方が伝え奉納されているのですが、
この御神楽は代々神職によって守り伝えられる珍しい御神楽です。
この御神楽は、御神殿の中で、お神様の御心をお慰め申し上げる
為に奉納され、お神様の方を向いて舞われるという特徴があり、
且つ、清楚に上品に舞われます。
また、この神楽は宮中での大嘗祭にも奉納されています。
全体の構成は里神楽と面神楽に分けられています。

本当に清楚で素朴な舞いでした。
舞いを変えずに伝統として受け継いでいる重みも感じました。

子ども達も境内にいましたが、
恵比寿様にはこわごわ、大喜び。
恵比寿坂の投げたお供え物や餅を掴んで、福を授かっていました。

それぞれの宗教観があり、ぞれぞれが信仰する宗教があると思います。
また、宗教には全く無関心であるかも知れません。
そして、桑の実工房のような障害福祉サービス事業所で
宗教を強要しては決してならないことです。

そんなことを踏まえた上で、
御神楽という古くから伝わっている舞いを
工房のみんなにも見せたいな・・・。
境内に座って恵比寿様とのやりとりを楽しんで欲しいな・・と。

古きを温めることは、今を大事にすることですね。

桑の実まつり実行委員会の報告

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10月11日(火)19時~ 桑の実まつり実行委員会を行いました。

実行委員会は法人役員と地域関係、工房職員で組織します。
実行委員の方々です。

◎桑園冨士夫(社会福祉法人桑の実会理事長)
◎古賀敏幸(桑の実会理事)
◎平野淳子(桑の実会評議員)
◎吉岡頼子(桑の実会評議員)
◎桑園正夫(桑の実工房評議員)

◎渡邉陽一(塔野社協会長)         
◎千々和みどり(塔野社協副会長)
◎打道勝一(塔野市民センター館長)      
◎安永扶由美(中尾市民センター館長)
◎古賀明(八幡西特別支援学校 進路指導主事)
◎山本佐知子(ちいさいおうち共同保育園)
以上の方々に、工房職員9名が加わり、20名の委員会です。

第1回の実行委員会では、
実施計画・組織・今後のスケジュールを検討しました。
今回のテーマは
 「15周年 ありがとう」

祭りの目的を
◆15年間支えていただいた地域の方々に感謝の気持ちを伝える
◆15年間の桑の実工房の取り組みを伝える
◆祭りの企画・運営を通して地域との絆を深める。
としました。

そこで、今回は
15周年の記念式典をグランドで行うこととしました。
例年は10時~15時まで行っている祭りを
10時~14時までとします。

14時~15時30分までを
これまで祭りを支えて頂いた実行委員さん
ボランティアさんを中心にした式典を行うこととしました。
詳細については、第2回の実行委員会で詰めていきます。

次回実行委員会は
11月15日(火)19時からとなります。
皆さんお忙しい中、ご苦労をお掛けしますが、
宜しくお願い致します。

お疲れさまでした。

マンナンゼリー商品開発

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「一丁目の元気」で販売を模索しているマンナンゼリーの商品研修に
のぞみ作業所・日高所長と中小企業診断士・碓井氏
桑の実工房の井上生活支援員と行ってきました。

研修は、福岡県八女市にある株式会社スミヨシでありました。

3時間の実技と講話。
荒木代表取締役が自らの実技指導と講話。
松田営業部長がマンナンの商品価値や商品アイディアを
実例をだしながら、分かりやすく説明して頂きました。

何より
マンナン研究や商品開発に「喜び」を持って取り組まれているのが
ストレートに伝わって、気持ちの良い研修でした。
商品開発に取り組む姿勢をも学びました。

自社の製品に自信を持っている。
あーでもない、こーでもない、どーすればいいを
全く苦痛にしていない。
プライドを持ってチャレンジしている。

荒木社長は正に職人。
大好きな本に、永六輔さんの「職人」があります。
書籍の中の言葉と共通することが溢れていました。
短い言葉の中に、経験と知識が凝縮されていました。

「モノのね、本質を知ると、アイディアが出るよ」

「いかに旨い空気と水を入れるか
 空気と水が一番旨いんだよ」

「物を創ったら利益はださないといけない
 でも、儲け過ぎちゃだめだよ」

「60℃って温度は、味を調える温度なんだよ」

商品研修を受けながら次々とこんな言葉が溢れます。
撮影係の私は、話しに聴き入って撮ることを忘れることしばしば。
「カメラマン!ここを撮っておかないと。
 この粘りね、この色。わかった?」って

「はい」って言いましたが・・・・。
何度も経験しないと分からないレベルです。

作ろうとしているものが、売れるのか。
美味しいと思ってもらえるのか。
販売方法はどうするのか。
など、これから詰めることは山積しています。

今日、目の当たりにした
プライドをもって、楽しみながらチャレンジする精神。
まず、この土台をしっかり確認しないと。
「モノにしてみせる」と腹に据えること。

10月7日(金)は一丁目の元気で
できあがった商品の試食と報告会です。

荒木社長・松田部長。
長時間ありがとうございました。

碓井さん、日高さん、井上さん。
お疲れさまでした。

穴生学舎染色体験報告

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【事務長からの報告です】
9月14日(水)21日(水)に
穴生学舎の文化伝承コースの方々(28名)が
藍染め体験に来られました。
板じめ絞り、巻き上げ絞り、折り紙絞り等の方法を学んだ後、
自由な発想で作ってもらいました。
隣の人の絞りを見て、あーでもない、こーでもないと
頭を悩ませている方もおられましたが、
いざ染め上がって絞りをほどくと、びっくり!
予想以上だと喜ぶ方がほとんど。
自分だけのオリジナルはんかち、
「孫にプレゼントするよー」
「大学祭で飾るよー」と明るく話されていました。
嬉しいですね。

穴生学舎の方が来られるようになって
5年以上になりますが、最近は男性の方が増え、
とても熱心に楽しそうに取り組まれています。
いろんな「出会い」があり、私たちも毎年楽しみです。

<お知らせ>
4人以上のグループであれば、藍染め体験講座を開催できます。
また、水場があればどこでも出かけます。
お友達同士体験してみませんか?
はんかち1枚600円です。
いつでもお申し出ください。お待ちしています。
問い合わせ先は
kuwanomi@jcom.home.ne.jp まで。 

障害福祉課リンクページ

平成23年度 (次期)北九州市障害者支援計画策定委員会
以下が障害福祉課のリンクページです。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/17600046.html

PDF版で資料が公開されています。
かなりのボリュームで、読み込むだけでも数日必要です。

次期支援計画については、細かな記載がありますので、
各ページを開いてみて下さい。

前回から部会に分かれて審議をしています。
都市基盤・自立生活支援部会のリンクページは以下です。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/17600005_5.html

PDF資料1に
小規模作業所・小規模連・一丁目の元気の関連記載があります。
計画について提言などありましたら、メールを下さい。
取りまとめて、部会で発表したいと思います。

市障害者支援計画・部会報告

ファイル 129-1.pdf
ファイル 129-2.pdf
ファイル 129-3.pdf

8月31日(水)10:00~ 総合保健福祉センター6Fで
北九州市障害者支援計画策定員会
第1回 都市基盤・自立生活支援部会がありました。

初めての部会でしたので、自己紹介の後、議事に入りました。
議事は以下の通りです。
1.(次期)北九州市障害者支援計画の基本的な施策について
 (施策の方向性:5 自立生活のための地域基盤整備について)
 <地域の都市基盤整備について>
 ・「北九州市福祉まちづくりネットワーク」からの事例報告
 <本市の防災対策の推進について>
 ・地域防災計画の概要説明(消防局危機管理室) 
 ・災害時要援護者避難支援制度の概要説明
 (保健福祉局いのちをつなぐネットワーク推進課)
2.(次期)北九州市障害者支援計画の基本的な施策について
  (施策の方向性:6 雇用・就業機会の確保と拡大について)

都市基盤整備については
北九州市障害福祉ボランティア協会 古賀常務理事より
報告及び課題提示がありました。
長い活動に基づいた具体的な提示でした。
添付資料です。
http://www.kuwanomi.org/diarypro/data/upfile/129-3.pdf

災害時要支援者避難支援事業について
避難支援が必要な人の個別支援プランを事前に作成する事業です。
身体的要件と地理的要件の両方に該当する人は13,000人。
うち、現在6,000人の作成が進んでいると報告がありました。
添付資料です。http://www.kuwanomi.org/diarypro/data/upfile/129-2.pdf

ここでの意見交換では
災害時の避難については、
平時の地域社会との繋がりがいかに大切か。
自治会・まちづくり協議会が障害福祉事業所代表者が参加を呼び掛けているか。
障害福祉サービス事業所は自治区会活動に積極的に参加しているか。
災害は特別なことであるけれど、その備えは日々の繋がりであることを確認しました。

雇用・就業機会に関しては、
支援計画素案のP7
③ 知的障害のある人の市役所における職場実習
⑥ 小規模共同作業所の機能充実
⑦ 企業等への就職以外の就労支援
  ・障害者支援施設や団体に対する業務委託
  ・物品購入の発注などの優先的取扱い
  ・就労移行支援事業を行う事業者相互の情報交換会の実施
  ・関係機関などを通じて障害のある人の雇用や製品の受注などの
   働きかけや啓発活動など、優先的な取り組みに努める。

など、小規模連に関連する記述があります。
是非、資料をご覧下さい。
http://www.kuwanomi.org/diarypro/data/upfile/129-1.pdf

作品展慰労会報告

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8月26日(金)夏季作品展の慰労会を行いました。

2部構成の慰労会。
第1部は工房で、各作業班・担当からの売り上げ報告。
それぞれの班で売上目標を立てていましたが、
どの班も上回っていました。
総売上額は昨年度より25%アップ。

どの顔も満足、満足。

新しい方が作品展に来ていただけるように工夫したこと。
各班で新商品を開発・開拓したことが売上アップにつながりました。

第2部は宗像市のグローバルアリーナでの昼食会。
緑が多くて広々とした場所です。
グローバルアリーナのホームページは以下から。
http://g-arena.com/

昼食も味もボリュームも上々。
魚の煮付け、結構みんな喜んで食べるのも新発見。
乾杯は、お茶での乾杯でした。
いつか、みんなと夜に企画してもいいね

みんながそれぞれの役割を責任もってこなして
作品展が成立します。
売上発表の時、所員も職員も、晴れやかな顔をしていました。

充実していましたね。
「また来年!」
そう思える作品展を積み重ねていきましょう。

みんな、おつかれさま!

作品展の御礼

夏季作品展、無事終了しました。
芳名帳に記入して頂いた方で300名強。
たくさんの方々に足を運んでいただきました。

今年の特徴の1つ。
初めて作品展に来場された方が104名。
地域や公共機関にポスターを例年以上に貼ったこと。
会場周辺にポスティングをしたこと。
十分成果があったようです。

工房「くら」さん、「夢陶楽」さんの
展示も皆さんに好評でした。
それぞれが、他のイベントと重なっている中での出展、
ありがとうございました。

毎年必ず顔を見せて下さる常連の方。
最終日に
「いやー、何か行かんと気持ち悪くてね・・」
ほんとにありがたいことです。

今年もたくさんの出会いがありました。
個々のエピソードは書き尽くせません。
お許し下さい。

また、来年も
皆さんに楽しんで頂けるように、
新しい企画を加えて実施します。

足を運んで下さった皆さん、
どうもありがとうございました。

「金の猫銀の猫」のブログで紹介されました。

夏季作品展に来場していただいた
「手作り石鹸 金の猫銀の猫」のブログに紹介していただきました。
ありがとうございます。

ブログのアドレスです。
http://svasta.blog.so-net.ne.jp/

ブログページ左下の
moreをクリックすると、作品展の写真を見ることができます。
是非、お立ち寄り下さい。

作品展には手作りの石鹸を持ってきていただきました。
早速使わせていただきます。
ありがとうございました。

「彩生舎」西村社長のブログで紹介されました!

嬉しいなぁ。
夏季作品展に滋賀県より足を運んで下さった
「彩生舎」西村社長のブログに、桑の実工房を紹介して頂きました。
桑の実のような小さな事業所を取りあげて頂いて・・。

以下が西村社長のブログです。
http://www.saiseisha.co.jp/blog/
彩生舎のホームページ。
http://www.saiseisha.co.jp/

お話ができたのは30分程度です。
それでも、障害者理解、障害者の雇用創出、
そして、発達障害の可能性。
ガチッと考えが一致することもあり、
社長の言葉から、これまでの実践を推察することができました。

もっと近ければ・・と思いかけて修正。
何かのご縁です。縁を大切にしようと「桑の実」が思っていれば、
距離は何の障害にもなりませんね。
距離を言い訳にしないことです。

父は、私が小学校6年生の時に脳溢血で倒れ、
身体障害(右半身不随)・言語障害の後遺症がありました。
そして、高校2年の時に再度脳溢血で倒れ、他界しました。
父が残した年賀状ファイルにこんな言葉があります。

同じ日を
生きてくことの 
難しければ
与ふ限りの 
縁結ばむ。

縁(えにし)をどれだけ大切にできるか。
それは、自分自身の生き方に対する誠実さだと思います。

西村社長 紹介していただいてありがとうございました。
何かのご縁。
今後とも宜しくお願い致します。